day52 Photo by the half-blood prince
あなたが実現したいことは何ですか?
強く望んで、強く信じればそれが叶う。そのための方法が引き寄せの法則です。
色々な本などで紹介されていますが、その大もととも言える本を紹介します。
設定は不思議
この本は、エスター・ヒックスとジェリー・ヒックス夫妻の対話形式で進んでいくのですが、エスターは本人としてはほとんど出てきません。
エスターはチャネリングにより「エイブラハム」と呼ばれる存在を呼び出し、ジェリーの質問に対してエイブラハムがこたえる形で引き寄せの法則を説明していきます。
「エイブラハム」とは、宇宙の法則を伝える存在で、それを広く伝えるためにエスターを介して言葉を話しているのです。
これだけでうさん臭いと引いてしまう人もいるでしょうが、設定の不思議さを差し引いても、この本に書かれている内容は私には説得力が感じられました。
3つの法則
宇宙の法則とは、万物に当てはまる3つの法則からできています。
- 引き寄せの法則
- 意図的な想像の方法論
- 許容し可能にする術
それぞれについて説明します。
引き寄せの法則
これは言葉の通り、
万物は自分自身に似たものを引き寄せる
というものです。
思考においても、前向きな考えは同じように前向きなものごとを、逆にネガティブな考えはネガティブなことがらを引き寄せます。
運がいいと思える時は、何をやってもうまくいったり、逆にツイていない日はよくないことが次々に起きるということは経験したことがあるのではないでしょうか?
これは引き寄せの法則が働いた結果なのです。
意図的な想像の方法論
似たものを引き寄せる1番目の法則があるのだから、自分が欲しいものを意図的に作り出して強く思えば、その思考に引き寄せられて欲しいものが実現する、というものです。
この時に重要なのが、強く欲求して、それを信じること。
たとえ強く望んだとしても、心のどこかで「こんなこと実現しないよ」と思ってしまうと、引き寄せの法則はそちらを引き寄せてしまい、実現しません。
許容し可能にする術
最後は他者との関わりについてです。
上の2つの法則は、自分の思考や欲望に関するものでした。これらは自分自身に対するもので、他人に影響を及ぼすことはできません。
他人に対してできることは、自分が前向きな気持ちでいることを伝えることしかできません。
極論すると、他人に何があっても自分の思いに集中していればよいのです。
引き寄せたいものを見つけるには?
「実現したいことが叶うのであれば、何を望みますか?」
私は最初そう言われてもあまりピンときませんでした。
この本では、そのような場合に頼りにするのは「感情」だと言います。
ある物事について考えた時に、前向きな感情になったならば、それは自分が欲しているものです。そんな前向きな気持ちになれるものを探して集め、本当のことであるように味わい、強く信じることで、引き寄せる力はさらに増していきます。
潜在意識にいかに働きかけるか?
ここまでがこの本のまとめですが、ここからは本を読んで私が考えたことを。
引き寄せの法則は、以前ロオジエ著の同じ名前の本の書評を書きました。
引き寄せの法則自体は同じ内容です。2冊で違うのは実現したいことをどういう形で想起させるか。ロオジエの方は言葉を使ったアファメーションという形。一方今回紹介したエイブラハムが使うのはイメージです。
この本で苫米地さんが書いていますが、同じ内容であれば言葉よりもイメージの方が効果は高いとのこと。
自分で両方やってみても、確かにイメージの方が強力で、否定的な感情も生じにくいと思います。
ホントにそんなことあるの?
「そんなのある訳ないじゃん!」と言いたい気持ちはよく分かります。
ただ、実現するかどうかはともかくとして、潜在意識をフルに活用するための方法として考えてみてはいかがでしょうか?
人間は受け取る情報の数%しか使用できていません。
自分が求めるものを潜在意識をフル活用して追い求めてみる、そのためには今回紹介した方法はかなりの力になってくれるはずです。
先入観は置いておいて、1度読んでみることをオススメします。
今回の心動いたポイント!
- 感情をナビゲーションに使う!
- 強く望んで、その実現を信じる!
- 潜在意識をフル活用する!
以上、よっしー(@yosshi7777)でした。