おいしくて手軽にタンパク質がとれる鶏ハム。
冷凍すれば日持ちもするので、作りだめしてよく食べています。
以前はヨーグルトメーカーを使って鶏ハムを作っていました。
最近は、ちゃんと低温調理できる機械「Anova(アノーバ)」を手に入れて、さらに簡単においしく作れるようになりました。
今回は、Anovaを使ったかんたんでめちゃおいしい鶏ハム作りのレシピを紹介します。
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ヨーグルトメーカーでは機能が足りない
それまで使っていたヨーグルトメーカーでも鶏ハムは作れますが、容量が小さいので鶏肉を入れると水温が下がってしまいます。
また、温度管理も正確ではありません。
鶏ハムは火が通るギリギリの温度をキープするのが大事なので、この点ではヨーグルトメーカーではちょっと機能が足りない。
正確な低温調理ができる
そこで登場するのが今回紹介するAnova。
Anovaは0.1℃単位で温度調節、保温ができる調理器具。専用機器だけあって正確に管理ができます。
また、鍋などにセットして使うため、材料に合った容器を選べるのもポイント。
これを使えば、もっとおいしい鶏ハムを作ることができます。
レシピはかんたん
レシピとは言っても難しいことはほとんどありません。
材料は鶏むね肉と塩のみ。
鶏むね肉から皮を取って、重量の1.5%(鶏むね肉1枚なら小さじ半分ちょっと)くらいの塩をまんべんなくまぶします。
袋に鶏肉を入れて、Anovaにセットして58℃で5時間以上放置するだけ。作業時間としては5分もあれば十分です。
加熱時間は長くてもまったく問題なし。わたしはひと晩置いちゃうこともあります。むしろ味がしみておいしいくらい。
あ、袋の空気をちゃんと抜くのをお忘れなく。
おいしそうな鶏ハムができました。
簡単でしょ?ちなみに鶏もも肉で作ると、よりしっとりした感じになります。
気をつけることをちょっとだけ。
袋と容器にはこだわりを
袋
ビニールの袋はある程度薄くないと温度が伝わらないし、薄すぎると破れやすい。ジップロックは便利なんですがちょっと高い。
私が使っているのはこちらの袋。ちょうどいい具合の厚さ、値段です。
容器
Anovaは鍋に取り付けることはできますが、そうするとフタが閉まりません。
それなりの温度で長時間加熱するので、フタが開いていると水が蒸発してしまいます。
ここで使うのが発泡スチロールの箱。保温ができれば容器は何でもいいんです。
Anovaが入る形に空き缶で穴を開け、Anovaをセットすれば低温調理器の完成です。
まとめ
Anovaさえあればおいしくて簡単な鶏ハムを作ることができます。
Anovaは安くはないですが、鶏ハム以外にもローストビーフや豚チャーシュー、温泉卵なども簡単に作ることができます。何より失敗しにくいのがいいですね。
ぜひ試してみてください。