Roadbikes Photo by Abhijith B.Rao
トライアスロンを始めようという時に、金銭的に大きなハードルになるのがバイク選び。
レースに出るなら15万円以上は必要だと言うので、購入に踏み切るにも勇気がいりますよね。
今回は、今まさに初バイク購入を検討しているわたくしが、どんなところに注目してバイク比較をしているかを5つのポイントに分けて紹介します。
もくじ [hide]
差が出るのはここだ
1: バイクの種類
トライアスロンで使えるのは、TT(タイムトライアル)バイクか通常のロードバイクです。
TTバイクはその名の通りタイムトライアル、つまりスピードを出すことに特化していて、空気抵抗をできるだけ受けないように工夫されています。
スピードが出る反面、カーブや坂道は苦手です。また、正しく乗るためには前傾姿勢を取る必要があり、長時間の乗車にも向きません。
一方ロードバイクは、スピードではTTバイクに劣りますが、コントロールのしやすさや乗車姿勢の取りやすさはこちらに軍配が上がります。
バイク未経験の私は運転にも不安があるので、まずロードバイクを買うことに決めました。
2: フレームの素材
続いてフレーム。
クロモリやチタンなどの変わりどころもありますが、選択肢の豊富さからいくとアルミかカーボンでしょう。
カーボンは飛行機やF1にも使われる素材で、とにかく軽くてしなやかなのが特徴。今高級バイクのほとんどがカーボン素材でできています。
ネックは価格の高さ。そこそこのものを買おうと思うと完成車で30万円近くします。
一方アルミはカーボンに比べて値段が安いですが、少し重くなります。
私が選んだのはアルミ。
カーボンはちゃんと扱わないと破損してしまうこともあるらしく、初心者の私は無難にアルミを選びました。
3: コンポーネント
変速機などのシステム全般を指してコンポーネント、略してコンポと言います。
正直ここの使い勝手は私にはさっぱり分からないので、色々なところでよく言われるシマノの105グレードのものを選ぶことにしました。
ただこの105、2015年モデルからは現在の10速から11速に大きくモデルチェンジすることになっていて、どちらを選ぶかで大きく価格が変わってきます。
ただ、平地を走ることが多い私にとっては変速機がひとつ増えても大きな違いは出ないだろうと判断して、あえて2014年モデルを狙っています。
4: どこで買うかも重要
案外大きなポイントになるのが、購入するお店。
ロードバイクは買ったらそれでおしまいではなく、定期的に点検してもらうことが必要です。
そのためにも自転車を気軽に持っていける範囲のお店で選ぶこと。
さらにお店のタイプもいくつかあります。
まずはワイズロードに代表される大型店。バイクの種類は豊富、セールでもお得なものが出される可能性が高いです。
次にブランドの路面店。そのブランドの品揃えは当然他を圧倒しています。
そのブランドを買う!と決めていればこの選択肢もありでしょう。
さらには小さな専門店。こちらは品揃えや安売りには期待できませんが、少人数ならではのきめ細かいサービスや店員さんとの交流が期待できます。
私の場合、最終的には小さな専門店で購入したいですが、今のところ色々覗いて情報収集している段階です。
5: 買う時期
そして1年のうちでいつ買うのかも重要なポイント。
ロードバイクは毎年秋に新モデルが発売されます。
その直後は在庫も多くて選択肢は豊富です。
そこからだんだん時期が進むにつれてモデルによっては在庫がなくなり、ゴールデンウィーク明けくらいからセール品が出回り始めます。
セール品に欲しいものがあればベストですが、希望していてもサイズがない、ということも出てきます。
買いたいモデルが決まっているならできるだけ早く動き出した方がいいですね。
逆にモデルは何でもいいのであれば、新モデルが出る直前のこれからの時期がおすすめです。
私が欲しいバイク
これまで何ヶ月か検討してきて、現時点で候補になっているのは以下の車種。いずれも15万円前後のものです。
1: Bianchi Impulso 105
CYCLEUROPE JAPAN | Bianchi | BIKES | ROAD | C2C | IMPULSO – 105 10SP COMPACT
独特の色味チェレステカラーでおなじみのビアンキもロードバイクを出しています。
やっぱりこの色はカッコいいですよね。
2: Cannondale CAAD10 5 105
CAAD10 5 105 – CAAD10 – エリート・ロードバイク – ロードバイク – バイク – 2013
アルミバイクの最高峰と言われるキャノンデール。ブラックボディーがステキです。
3: Giant TCR SL2
ジャイアントって台湾のメーカーだったんですね。でも今ではヨーロッパのブランドも台湾で生産されているものがほとんどで、品質の高さは折り紙つき。
品質の割にリーズナブルなのが最大の魅力です。
4: SPECIALIZED ALLEZ COMP
スペシャライズドはアメリカのメーカー。
カーブしたトップチューブが色っぽい。
以上、ロードバイク購入の比較ポイントを紹介しました。少しは参考になりましたでしょうか?
ロードバイクの販売店を見比べながら、セール品情報に耳をそばだてているのが最近です。
だんだん2014モデルがなくなってきているので、そろそろ決めないと!
ただ、どれを選んでもそこまで大きな違いはないとは思うので、好きなブランドやデザインがあれば決めちゃっていいでしょう。
今回の心動いたポイント!
- 難しそうに見えても比較ポイントは少数!
- 最後は好みで決めちゃえ!
以上、よっしー(@yosshi7777)でした。
2014年8月11日追記
その後、うまくロードバイクを買うことができました。その経緯はこちらで紹介しています。
トライアスロンのための初めてのロードバイク!時期外れだったけど購入できた!
2014年8月14日追記
バイク本体以外に買った小物をまとめました。