東京の数ある本屋の中で、どこが私の1番のお気に入りなのかを決める「H1(本屋No.1)グランプリ」。
これまでは大型店ばかりでしたが、今回は初の小型店。池袋にある天狼院書店に行ってきました。
小型ならではのとがったお店でした。
H1グランプリについてはこちらを見てください。
ナンバーワンはどこ?東京の本屋めぐり始めます!
ホンモノの本屋だったの?
今回行った本屋は池袋にある天狼院書店。
天狼院書店
天狼院書店、名前は聞いたことがあったのですが、イベントやセミナーを開催しているという情報ばかりだったので、イベントスペースか何かだと思っていました。
この間やった好きな本屋アンケートで、大型店の選択肢しか出していなかったのに自由記入で2票も入っていて、ちゃんと本も売っている本屋さんなんだと初めて知りました。
たまたま天狼院書店主催の文章術のセミナーを受講することになり、せっかくなので天狼院書店にも行ってみることにしました。
場所もよくない、店も狭い。それでもお客さんはいっぱい
お店は池袋駅から15分くらい歩いた住宅街の中にあるビルの2階。
正直、本を売るには人通りも少なくて、とてもいい立地とは言えません。
駅から遠くて目立たない外観ですが、それでも中には人がたくさん。
メディアで取り上げられる機会も多く、リピーターもかなりいるようです。
ちなみに店内を写真撮影をしていいか聞いたら「どうぞどうぞ」と言ってもらえました。これまでの大型店では断られるか渋々かどっちかだったので、これは素直に嬉しい。
少数精鋭の品揃え
狭い店内なので、当然品揃えには限界があります。
こちらはお店に置いてあった店内見取り図。2月号とあるので毎月手書きで書いてるんでしょうね。
限られた品揃えですが、特定の分野ではものすごくディープなものが置いてあります。
この通り決して数は多くないですが、置いてあるのは納得できるものばかり。
他にも、読んだことがある本、読みたかった本がピンポイントで揃えてあってうれしくなります。
私の聖地、オアゾ丸善の1階入口入ってすぐ右側の自己啓発本コーナーを思い出しました。
えぇ!あの本も置いてあるの!恐るべき品揃えの丸善丸の内本店がやっぱりすごい!
写真を撮るのを忘れてしまいましたが、店の奥にはリベラルアーツ(一般教養)系の本がズラリ。
これは店主の三浦崇典さんの「こういう本を読まなきゃダメだ」というこだわりが強く反映されています。
当日偶然三浦さんがいらっしゃったので一緒に写真を。左上が三浦さん。最近は忙しくてお店にいないことも多いそうなのでラッキーな1枚です。
電源カフェ機能つき
ワンドリンク注文すると、イスに座って電源やWi-Fiを使うことができます。
電源カフェ代わりに使えるということですね。、
そして同じくワンドリンク注文で使えるのがこちら。
そう、コタツです。本屋にコタツです。なかなかシュールな光景ですが、ここでゆっくりとくつろぐことができます。
さらに平日12:30〜14:30なら、ワンドリンク+300円でカーテンを閉めて電気を消して、ブランケットをかけて昼寝ができる「天狼院堕落庵」なるサービスも。本屋で昼寝ってまさに夢のようですね。
イベント盛りだくさん
そして天狼院書店と言えばイベントです。
「部活」や「ラボ」という名前で、読書会や落語の会、文章の書き方や写真の撮り方など、かなりの頻度でイベントが開催されています。
イベント情報 – 天狼院書店
まとめ
もはや小型店はとがっていないと生き残っていけない時代。その中でも天狼院書店のとがり方は飛び抜けています。
イベントはもちろん、3/22に映画を公開したり、メルマガやブログ、雑誌の発行など、とにかくアクティブ。
NHKや日経新聞など、数多くのメディアにも取り上げられています。
とはいえお店の中はコタツがあるくらいゆったりしていて、この雰囲気はどこかで感じたことがあるなあと思ったら大学のサークル部屋でした。
ぜひ1度行ってコタツに座って(笑)、その勢いを満喫してみてください!
以上、よっしー(@yosshi7777)でした。
明日も「ココロ」動く1日を!