例えば仕事が終わって家に帰り、晩ご飯を食べながら、妻から「今日雨の中子どもを自転車に乗せて耳鼻科に連れて行くのがどれだけ大変だったか」の話を聞いたとします。
こんな時、あなたなら何と答えますか?
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今までの私なら……
今までの私ならこんな風に答えていました。
「そんなにひどい天気ならタクシーに乗ってもいいんだよ」
「明日行くことはできなかったの?」
「オレが次の日半休して連れて行ってもいいんだよ」
ここではどれもブッブー、不正解です。
正解は「傾聴」
彼女にとっては話を聞いてもらいたかっただけ。何かを私に解決してほしくて話しているのではありません。
つまりやるべきなのは、解決しようとせずにただ受け止めること。
具体的にはオウム返しや言い換えのような傾聴のやり方が参考になります。
つい反射してしまうのをグッとこらえる
と言葉で書くのは簡単ですが、やってみるとものすごく難しい。
気を抜いて反射的に問題を解決するような受け答えをしてしまうと、最悪の場合はケンカになります。
情報の入力と行動の間で一度グッとこらえて、内容をしっかり受け止めるイメージを持つようにしています。
そしてここでは話す内容に対して賛成も反対もする必要はありません。ただ受け止めるだけで十分です。
これがうまくいくと、相手は「聞いてくれている」という感覚を持ってもらえるようで、その後の会話がスムーズに進みます。
まとめ
わかったように書いていますが、なかなかうまくいかせるのは難しい。やっぱりガマンし切れずに反射的に話し出してしまうことがまだまだあります。
これから何度もチャレンジして、自分の身につけていきたいです。
夫婦で話していてよくケンカになってしまう人は、今回のような話になっていないか思い出してみてはいかがでしょうか。
この記事はSLPRO X for iPhoneを使って書きました。