自分の仕事、天職だってはっきり言い切れますか?
今日紹介する本は、秋元康さんと鈴木おさむさんという天才放送作家2人が仕事について語りあった「天職」です。
天職とは何なのか、天職を見つけるためにはどうすればいいのか、心に響く言葉がたくさんありました。
天職 (朝日新書) 秋元康,鈴木おさむ 朝日新聞出版 2013-06-13
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読んで感じたこと
秋元康さんはどちらかというと一歩引くタイプ、鈴木おさむさんは自分が前に出ていくタイプ。
なので言っていることが違っていることも多い中、それでも同じことが出てくるのは真理なんじゃないだろうか。
そして、夢の種は誰でも持っている。それにいかに向き合って水をあげ続けられるか、という言葉には考えさせられました。
読書メモ
- 人生の幸せは「今が楽しいと思えるか?」で決まる
- 辞めずに続けられることが天職の条件
- 成功は98%の運と1%の汗と1%の才能。ただしどれも絶対に必要。
- 打算なくやりたいものであれば、外に出たり話してみるべき
- 縁がないものはあがいてもしょうがない
- 運の流れ、空気の流れはとても大事。自分では気づかなくても夢につながるチャンスだということがある。
- 運の種は好奇心。自分が面白そうと思えるかどうかがいちばん。
- 運命が選んでいるから、「ひょんなことから」ほど強いものはない
- 天職に就いてるなって思える人はみんな、好きだからやっている。好きなら苦労を苦労とも思わない
- 運の次に重要なのはスピード
- 秋元さんは、世の中の反応は一切考えずに自分がおもしろいかどうかだけを考えている
- もしも仕事でかかわっていなかったとしても、自分でお金を出してまでできるか
- 「やる」と「やろうと思った」のあいだにはめちゃくちゃ深い川が流れている
- 自分がいいと書いたものを読んだことで、そのものに対してお金を払う人がいる
- クリエイティブは考えすぎると勢いが削がれる。
- 夢をかなえるための最初の一歩は「イタさ」。親やまわりに無理と言われてもそこに進めるイタさ。
- 一流の人は自分に飽きない。
- いまの人の多くは、やりたいことの「種」はあるのに、自分で消してしまっている。自分の中の「夢の種」に向き合って、無理だと諦めてしまわずに、毎日水をあげられるかどうか
- 「夢の種」を見つけたことが一番の運
- 誰もが、やりたいことをやるだけの時間しかない。年を取れば取るほどもっと好き嫌いが激しくならなきゃいけない
まとめ
天才2人が語ること、しかも放送作家の分野の話が中心なので、そのままマネしても失敗するだけでしょうが(笑)、考えるヒントをたくさんもらうことができました。
いまの自分の仕事に疑問がある人は読んでみてはいかがでしょうか。
天職 (朝日新書) 秋元康,鈴木おさむ 朝日新聞出版 2013-06-13
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