Deep Blue Dolphin Love Photo by LaPrimaDonna
魚のように泳げたらいいなあ、と思いませんか?
クロールの息継ぎで苦労している私には夢のような話です。
ところが、この夢を叶えてくれるかもしれない本に出会いました。
この本に書かれているポイントをマスターすれば、
誰でもラクで美しくて速い「魚のような泳ぎ」を身につけることができる
そうです。
気になりますよね?
早速中身を紹介しましょう。
トライアスリート推薦
この本のことを知ったのは、私がトライアスロンを目指すきっかけになったこの本。
この本で、スイムの参考情報としてTIスイムのことが紹介されていました。
トライアスロンのためのスイムを身につけたい私にはピッタリだと思い、入門書を早速読んでみることにしました。
目指すのは魚のような泳ぎ
その本とはこちらです。
この本で紹介されているTI(トータル・イマージョン:Total Immersion)とは、「技術が完全に体に染み込んだ状態(Totally Immersed)」に由来しています。
その特徴は、
- まず頭で理解する
- 実際に泳いで実践する
- 心身ともに納得してから次のステップへ
というもの。
つまり、
- 魚の泳ぎと人間の泳ぎの違いを理解し、
- 魚のような泳ぎを分解してドリル練習し、
- さらに技術やタイムの縮め方を身につける
ことで誰でもラクで美しい「魚のような泳ぎ」を身につけられると言っています。
魚のような泳ぎとはどんなもの?
この本では、魚のように泳ぐための基礎技術として、以下の3点が挙げられています。
- 体のバランスをとる技術腕を前に伸ばすことで下半身が持ち上がり、浮くために蹴る必要がなくなります。
- 抵抗の少ない姿勢腕で作った小さい穴をくぐり抜けるように泳ぐ
- 体幹で進む技術腕や足でかいて進むのではなく、体幹の回転による左右の切り替えを推進力にして進む。
ドリル練習で泳ぎを体にしみ込ませる
この本の大きな特徴が、このドリル練習です。
泳ぎをかなり細かく分解していて、クロールだけで8つのドリルに分かれます。
最初は浮くだけから徐々にステップアップしていきます。
ここで重要視されているのが、泳ぐ前に考えること、自分の感覚を大切にすること、短い時間で集中してやることです。
クロールのドリルをやってみた
頭で考えるだけでは上手くならないので、早速実践してきました。
まずやったのは伏し浮きと呼ばれるドリル。
下を見て水面に浮かんだら、手は伸ばして水面下30〜40cmに置き、頭に体重をかけていきます。
重心が前に移動するにつれて腰や足が浮かんでくるので、一番浮く位置を確認します。
ここまでがひとつの流れなのですが、確かに前に重心があると、足を蹴らなくても下半身が浮いてきます。
この状態で手をかくと、スーッと体が進むのが感じられました。
力もあまりいりません。
現時点で問題だと思ったのは、頭が沈んでいるので息継ぎがしづらいことと、トライアスロンではウェットスーツを着るので頭を沈めるのが難しいのではないかということ。
ただこの点は、この先ドリルを進めることによって解決策が見つかるような気がします。
まずはチェックしてみては?
TIスイムのサイトには、もっと詳しい解説やスクールの案内もついているので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。
今回の心動いたポイント!
- 理解→ドリルが大事!
- 細かいドリルで少しずつステップアップ!
- いつかは魚のようになるぞ!
以上、よっしー(@yosshi7777)でした。