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白米、好きですか?
大好きだからって、どんぶりいっぱいの白米をかきこむように食べていないでしょうか?
実はそれ、白米中毒かもしれません。
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白米はドラッグだった
驚く見出しですが、この本の中で白米はドラッグであると言われています。
白米の主成分である糖質を食べると、脳の中でドーパミン報酬回路が活性化します。
この回路が活性化すると心地よいと感じるのですが、過剰に活性化してしまうと、その刺激が欲しくなり常習化して依存症になってしまいます。
麻薬でもこの回路が過剰に活性化することが知られています。
白米を短時間で大量に摂取すると、麻薬と同じようにこの報酬系が過剰に活性化し、依存症状が出てきます。
例えばカレーライスを飲み込むように大量に食べていないでしょうか?
これは、脳がドーパミン回路の活性化を求めて早く大量に糖質を体内に入れようとしている、一種の中毒状態だと言えます。
麻薬と似た作用を持つため、この本では白米のことを
マイルドドラッグ
と呼んでいます。
この報酬系を活性化し続けると、それまでと同じ刺激では満足できなくなり、よりたくさん食べないと満足できなくなってしまいます。
こうなると肥満まっしぐらです。
そして怖いのはこれだけではありません。
体への多大な悪影響
白米を食べ過ぎると、
大量の糖質摂取→血糖値の急激な上昇→インスリンの大量放出→低血糖→アドレナリン放出と続き、血糖値が乱高下します。
以前記事にしましたが、この状態が続くとインスリンに耐性ができて効きにくくなり、最終的には糖尿病になってしまいます。
低炭水化物ダイエットは人間本来の食生活を活かしたものだった
怖いのは糖尿病だけではありません。
この本では糖尿病以外にも様々な悪影響が引き起こされると言われています。
血糖値の不安定な状態を「血統代謝異常(低血糖症)」といい、朝起きられない、強い疲労感、うつ症状、気分のコントロールがきかない、集中力の欠如、物忘れ、イライラ、キレる。
こんな事態は避けたいですよね。
そのためにはまず白米を食べるのを止めろ、と言うのですが、ではどんな食事をすればいいのでしょうか?
じゃあどんな食事がいいの?
この本でおすすめされている食事の仕方をまとめてみました。
玄米・雑穀を食べる
白米は糖質の純度が高いのですが、玄米や雑穀であれば純度が低く、インスリンが過剰分泌されません。
また、白米にすると除かれてしまうビタミンやミネラルも補給することができます。
野菜を主食に
主食を減らした分を野菜で補う、というのが著者の主張。
特に朝食を生ジュース(スムージー)だけにすることを勧めています。
低GI食品を食べる
GIとは、Glycemic Index(グリセミック・インデックス)の略で、この値が低いものは血糖値をあまり上げません。
先ほどの玄米などもそうですが、こうした低GIのものを選ぶようにすると血糖値の上昇を抑えられます。
今回の心動いたポイント!
- 白米はドラッグだった!
- 食べ過ぎると体への悪影響がたくさん!
- 白米中毒から抜け出そう!
私は、この本や関連する本を読んで、血糖値を安定させるべく白米を減らすようになりました。
興味がある方はぜひ読んでみてください。
納得して始められるのでオススメです。
以上、よっしー(@yosshi7777)でした。