みなさん、こんにちは。
トライアスリートを目指しているよっしー(@yosshi7777)です。
自分にとって最大の問題、スイムを克服するために、まずは知識を頭に入れることから始めることにしました。
今回は水泳の本から得たクロールのコツをお伝えします。
読んだのはこの本
読んだ本はこちら。
中央大学の水泳部監督の髙橋雄介さんの著書です。
クロールは進化している
クロールなんてはるか昔からあるものなので、新しいテクニックが見つかることなんてなくて、身体能力のみを競うスポーツだと思っていました。
この本を読んで驚いたのは、マット・ビオンディが金メダルを取った1988年のソウルオリンピックと、イアン・ソープが金メダルを取った2000年のシドニーオリンピックで、泳ぎ方は全くと言っていいほど変わっていることです。
クロールなんてずっと前からあるものなのに、そんな近い時代に大きな変化が起こっていたのですね。
2軸で進む
この点が最近クロールで大きく変わったところです。
以前は体の中心を通る1本の軸を中心に、体をひねって泳ぐ方法が主流でしたが、ソープの時代から、両肩をまっすぐ上に伸ばしたところから膝頭を通る2つの軸を使う泳ぎ方に変わってきています。
ふたつの軸で交互に重心を移動しながら泳ぐやり方です。
体をできるだけ高い位置に保つ
体が沈んでしまうと、水の抵抗が大きくなってエネルギーをロスしてしまいます。
それを避けるために、お腹に力を入れて体をまっすぐに保ち、バタ足や手も使って体を水面近くの高い位置に保つようにします。
そうするとロスも少なく水面上を滑るように泳ぐことができます。
ひとかきでどれだけ進むか
ラクに泳ぐために重要なのは、ひとかきで進む距離をできるだけ増やすことです。
ランニングで言うと、ストライドを伸ばすことにあたります。
この本ではストレッチングタイムと呼ばれていますが、ストロークとキックで得た推進力にブレーキをかけないように手を休めて、その間にスーッと進むための「間」を作ります。
この「間」の時間に前に進むことで、体を休めることができます。
肺は浮き袋。息を吐きすぎない
肺に空気が入っていれば、浮き袋の役割をしてくれるので体が浮きます。
息継ぎのためにあまりに早く息を吐いてしまうと、体が沈んでしまいます。
息継ぎの少し前までは止めておき、水中では吐き過ぎないようにして、息継ぎの時に半分くらいを交換するイメージだそう。
以上、この本から得たコツをご紹介しました。
当然頭で知っているだけでは全く意味がないので、これを身につけるべくプールで練習に励みたいと思います。
今回の心動いたポイント!
- 体は水面近くでまっすぐ!
- 「間」をうまく使う!
- 息はギリギリまで止めておく!
以上、よっしー(@yosshi7777)でした。