白米食べ過ぎによる血糖値の急上昇を抑えるべく、半年くらい前から玄米を食べるようになりました。
今の炊飯器はよくできていて、玄米でもおいしく食べられているのですが、そのよさをさらに生かすべく、玄米にひと工夫して発芽玄米を作ってみることにしました。
今回はなぜ発芽玄米に注目したのかを紹介します。
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玄米食って体に悪いの?
そもそも発芽玄米に興味を持ったのは、玄米食を続けていると、玄米に含まれているアブシジン酸やフィチン酸が体に悪いということを聞いたから。
アブシジン酸はミトコンドリアにとって毒性があり、フィチン酸は体の中のミネラルを排出してしまうのですが、発芽玄米にすればこれらの害はなくなるとのこと。
気になって色々調べてみたのですが、残念ながらどれも信憑性がない。ちゃんとした実験データをつけて納得できる形で書かれているものはありませんでした。
発芽玄米なら栄養は増える
調べるうちに正しそうなことも分かりました。それは玄米から発芽玄米になると栄養が増えること。
玄米が適温の水に浸かると、玄米の中にある酵素が働き、貯蔵されていたデンプンや脂質、ミネラルなどを分解し、芽を出すエネルギーにします。
そのうちのひとつが、血圧降下作用を持つガンマアミノ酪酸(GABA)です。他にもミネラル分やIP3といった物質が増えます。
さらに味の点でも、柔らかくなって香りもよくなり、モチモチしておいしくなるとのこと。
最初は玄米のマイナス面を打ち消す目的でしたが、途中から発芽玄米のプラス面を取り入れたくて試してみることにしました。
市販のものは不安で高い
発芽玄米を手軽に始められるのは市販のもの。
こんなものですね。
ただこれらは普通の玄米に比べると割高だし、そもそも元の玄米にどんなものを使っているのか分からないものが多い。体にいいものが摂れても、その分農薬が増えてしまっては意味がありませんよね。
さらに価格も問題。毎日食べるには結構な負担になります。
それなら手作り…?
では自分で作りましょう、となるのですが、玄米を発芽玄米にしてから炊いてくれる炊飯器は約6万円とかなり高額。
この先続けられるのか分からないものに投資するには金額が大きすぎます。
器具を使わずに作ろうとすると、30〜40℃のぬるま湯に玄米をひたし、あとはひたすら待つ、というレシピが多く見られました。
適温のお湯を準備するのがものすごく面倒で、さすがにこれを毎日はできないなあ、と思って調べると、色々な方法がありました。
この後も長くなるので、続きはまた次回に。発芽玄米を作るまでの紆余曲折を紹介します。
今回の「ココロ」動いたポイント!
- 玄米食のデメリットが本当かどうかは分からない!
- 発芽玄米にはプラス面がたくさん!
- 簡単に作るにはどうしよう?
以上、よっしー(@yosshi7777)でした。
明日も「ココロ」動く1日を!