食べたらすぐ発症する通常のアレルギーに対して、摂取後数時間から数日経ってから発症する遅発性フードアレルギー。
疲れやイライラ、腸内環境など、非常に多様な症状に関わっていると言われています。
この遅発性フードアレルギーを調べる検査が自宅でもできるというので、自分の体で試してみることにしました。
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そんなに色んなことが分かるんだ
遅発性フードアレルギーとは、こんなものです。
食べたものが原因となって症状が現れるフードアレルギーも、多くの人が悩まされているもののひとつ。アレルゲン(アレルギーの原因物質)を摂取すると、すぐにじんましんなどの症状が出てくるものとして知られていますが、実はそのフードアレルギーには、ふたつのタイプがあることが分かりました。ひとつは、アレルゲンを摂取するとすぐに症状が出る先述の「即時型」。そしてもうひとつが、アレルゲンを摂取して数時間~数日経ってから症状が現れる「遅発型」です。肌あれ、倦怠感、肩こりやイライラなど症状が多彩であること、摂取後すぐに症状が出ないことから気付かれにくい「遅発型フードアレルギー」。年齢や体質のせいだと思い込んでいた、さまざまなつらい症状は、もしかしたら遅発型フードアレルギーが原因になっているかもしれません。
引用元:人ごとではない!? その不調、遅発型フードアレルギーかも? | 美容と健康のメッセージマガジン | 太陽笑顔fufufu..net
実際に検査を受けた人のブログを読んで、こんなに色んなことが分かるなら、と自分でもやってみることにしました。ちなみにこのブログ、栄養に興味がある私にとってはめちゃ貴重な情報満載です。激烈おすすめ。
遅延性アレルギー(IGG抗体)検査受けました【健康ネタ】 | ビタミンJ
アマゾンで買えるんだ
検査キットはアンブロシア社のものですが、病院に行かなくてもアマゾンで買って自宅で検査ができます。
食物アレルギー|遅延型フードアレルギー|アンブロシア株式会社
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私が受けたIgG96種類のスタンダードフードパネルでお値段税込28,728円。なかなかのお値段ですが、保険の効かない医療検査ならこんなもんでしょう。
手順は簡単
では開封の儀を(笑)。
箱は思ったよりも小さめ。片手に乗るくらいです。
中身はこんな感じ。説明書、血液採取キット、返送用封筒といったものが入っています。
検査の手順は簡単です。
- 手をよく洗う
- 付属の消毒布で指をふく
- 採血用の器具(ランセット)で指を刺す
- 出てくる血液を棒状のストリップの先に染み込ませる
- ストリップを乾かして袋に入れて返送する
説明書に細かい手順が書いてあるので迷うことはないでしょうが、私がつまづいたのが採血。
血が足りない〜
こんな感じの青いストリップの先に白い綿がついていて、この部分が真っ赤になるまで血液を染み込ませます。
採血用のランセット。
黄色いストッパーを外して白い部分を押すと、下から小さな針が出て指を刺す仕組み。
やる前は痛いんじゃないかとかなりビビりましたが、軽くチクッとするくらいで全然平気でした。
指先から血がでてくるので染み込ませます。
このランセットは2つ入っていたのですが、最初に薬指を刺しても全然足りない。2つ目を中指に刺してもまだまだ足りない。
そこで、キットに付属していた追加のランセットも導入。
先を取り外して白い部分を押すと針が出るのはさっきのと同じ。ここから針が出ます。
これを親指に刺したらたくさん血が出て、無事に綿が血で染まりました(笑)。
あとはこれを自然乾燥させて、返送用封筒に入れてポストへ。
バタバタしたので30分くらいかかりましたが、乾燥時間を除けば15分くらいで終わるんじゃないでしょうか。
結果が返ってくるまで3週間くらいかかるそうです。戻ってきたらまた公開しまーす。お楽しみに。
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2015年5月27日追記2週間後に結果が届きました。遅発性フードアレルギーの検査結果が届いた。