生まれた子どもに最高のプレゼントを贈りたくないですか?
そんな時にぜひおすすめなのが、子どもの生まれ年のワインをケース(12本入り)で買うこと。
いいワインは20年は軽く越えて、何十年も熟成することが知られています。
自分の生まれ年のワインを20歳の誕生日にもらえたら、めちゃめちゃ嬉しいと思いませんか?
ただ20年はやはり長いもの。ワインは保存状態がよくなければ品質がひどく劣化してしまいます。
どんなワインを買えばいいのか、どうやって保存すればよいか、いい方法を紹介します。
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予約販売がおすすめ
ボルドーワインなら、ビンに詰められる前にプリムールという予約販売の仕組みを使うことができます。
プリムールがどんなものか、どうやって買うかは以前記事に書きました。
20年後に生まれ年のワインで子どもを祝ってあげたい。そんな時にはボルドープリムールがオススメ!
ワインの移動距離は短い方が劣化が少ないのです。予約販売であれば、ワイナリーから最短距離で手に入れることがてわきます。
保存方法も重要
たとえプリムールで買っても、その後の保存方法がよくなければ劣化してしまいます。
特に高温多湿の日本では、押入れに入れておくくらいでは10年以上も品質を保つことは難しいでしょう。
ワインセラーを買うのもいいですが、私がおすすめするのは レンタルセラー。
私がプリムールを買ったエノテカは那須にセラーがあり、1ケースあたり3カ月1,500円で保管してくれます。20年であれば120,000円、1本あたり1万円ですね。
ワインセラーは、普段の開け閉めによる温度変化や停電・地震の恐れがあるので、レンタルセラーでその分の安心を買っていると思えば安いもの。
本当に当たりのワインであれば、20年の間に1本1万円以上の値上がりがあることも珍しくありません。
記念日に前祝いできる
ケース買いしたワインを全部子どもにあげるのもいいですが、その前に前祝いで飲んでみるのもおすすめ。
私はこの間、息子の小学校入学を祝って、初めてそのワインを飲んでみました。
せっかくなのでレストランに持ち込んで料理もいいものを。
行ったレストランはこちら。
以前ブログでもレポートしています。
【青梅・河辺】サービスも料理も心まであったまる!街のカジュアルフレンチ・プランシエルに行ってきた!
ワインがこちら。ボルドー2級のシャトー・コス・デストゥルネル
2008年です。
このワインは妻と入籍した日に飲んだ思い出のワイン。当時かなり無理して注文したことを覚えています。それからはもう10年近く経ちますね。子どもも大きくなるはずです。
コスは2級ではありますが、スーパーセカンドと呼ばれ、非常に高品質なことで知られています。メルロー比率が比較的高く、特にこの年は30%と通常よりさらに高め。パーカーポイントは92点。飲み頃は2018年~2035年とのこと。
息子が成人するのは2028年なので、その後7年くらいは楽しめそうです。
いいものであればもっと熟成期間が長いので、2008年は最高の年とは言えないようですが、そんなところも生まれ年であれば気になりません。
子どもとともに成熟する楽しみ
飲んだ印象はまず、うまい!普段は1,500円くらいのワインを飲んでいるので、段違いのうまさです。
余韻がとても長く、ベリー系の香りがずっと続きます。メルロー比率が高いとはいえカベルネ主体なのですが、タンニンっぽさはなく、酸味もマイルド。
ボルドーのいいワインは全部フルボディだと思っていたのですが、軽さを感じました。これはこれから熟成していく中で変わってくるかもしれません。それも楽しみです。
ちなみに合わせた料理がこちら。
いいワインとおいしい料理のマリアージュ。子どもが大きくなったことも改めて感じられて、本当に幸せな瞬間でした。
どうせならいいものがおすすめ
お店にも偶然同じ銘柄、同じ年のワインが置いてあり、スタッフの方と話をすることができました。
このワインは長期熟成はするものの、20年経つとピークは過ぎてしまうだろうということでした。
確かに今後の熟成を考えると軽めで、伸びしろが少ない気がします。
やはり20年経ってからピークを迎えるようなワインは毎年作り続けるのは難しいもの。ボルドーであれば1級のものでないと確実ではないかもしませんね。
一生に1回なので、できるだけ確実なワインを選ぶ方がいいでしょう。
2014年産ワインのプリムール発売開始は6月。去年お子さんが生まれた方は、お子さんの将来のために考えてみてはいかがでしょうか?喜ばれること間違いなしです。
ちなみに今は2013年産の販売中です。
以上、よっしー(@yosshi7777)でした。
明日も「ココロ」動く1日を!