オーストラリアのホスピス職員がまとめた、死ぬ瞬間の5つの後悔。
- あんなに働きすぎなければよかった。
- 友人と連絡を取り続ければよかった。
- もっと幸せを求めればよかった。
- 勇気を出して、本当の自分を表現すればよかった。
- 他人の期待に答えるのではなく、自分の夢を追求すればよかった。
思いあたる人も多いのではないかと思います。
今回は、そんなふうに人生を後悔しないために「スーパーベター」になれる方法を教えてくれる本を紹介します。
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あの大ヒット著者の双子の妹
「スタンフォードの自分を変える教室」や「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」といえば、ケリー・マクゴニガルさんの大ヒットした本。
今回紹介するのはケリーさんの双子の妹、ジェイン・マクゴニガルさんの「スーパーベターになろう」です。
スーパーベターになろう! ジェイン マクゴニガル 早川書房 2015-11-15
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ジェインさんは大学で研究していたころ、頭を打ったことからひどい脳しんとうの後遺症に苦しめられます。
そこから彼女を救ったのが、彼女の専門であるゲーム。
その経験から彼女は、体や心を病んだ40万人以上の人に役だつゲームを作ります。
この本では、ゲームを活かして、人生をよりよく生きるにはどんな条件が必要か、またそうなるためにはどうすればいいかが書かれています。
スーパーベターとは?
最初に書いた後悔しない人生を送るためには、スーパーベターになることが必要です。
スーパーベターとは、もっと強く、もっと幸せに、もっと勇敢に、もっと打たれ強くなるメソッドのこと。
スーパーベターになるには
スーパーベターになれればいいのは分かりますが、問題はどうやってそんな風になるか。
この本には、スーパーベターになるために必要な練習として、「クエスト」と呼ばれるチャレンジが50個以上も載っています。
クエストとは、ドラゴンクエストでも出てくるような、小さなタスクのこと。
最初のクエストは立ち上がって両手を突き上げるだけですが、だんだん難易度が上がってきます。
スライムから始まって経験値をためてレベルアップして、だんだん強い高い敵や難しいダンジョンに挑むようなもの。
クエストをやり終えたときにはスーパーベターになる資質が十分に鍛えられているのです。
現実の困難な課題にゲーム的要素を見つけ出し、この本に書かれているような方法でそれに取り組めば、後悔するような人生を送らなくてもよくなるのです。
まとめ
何冊も本を読んでいると、50冊に1冊くらいは著者の想いがビシビシ伝わってきて泣きそうになることがありますが、この本はまさにそれ。
すごい本です。ぜひ読んでください。
ジェインさん自身がゲームにより人生を救われた経験があることもあり、内容に自信があって情熱が内容からヒシヒシと伝わってきます。
クエストも最初は難易度の低いものから始まっているので、「よし、やってやるぞ!」という気にさせてくれます。
これから年末にかけて読み切って、新年からスーパーベターになるためのクエストをはじめてみましょう!
スーパーベターになろう! ジェイン マクゴニガル 早川書房 2015-11-15
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この記事はSLPRO X for iPhoneを使って書きました。