今回紹介するのは、書道家の武田双雲さんが書き留めてきた言葉をまとめた「いまをひらく言葉」。
書道家は言葉をつむぐもの。その言葉を選び取るセンスはさすが。心に響くものがたくさんありました。
しかも、中には心が開かれた悟りとも思える内容のものも。
今回はわたしの心に響いたものをいくつか紹介します。
いまをひらく言葉 (河出文庫) 武田 双雲 河出書房新社 2016-04-06
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心に響く言葉
- ワクワクという言葉を考えた人はすごい。言うだけでワクワクしてくる。
- 夢は無理矢理持つものではない。動いていたら、たまたま出てくるものだ。
- 元気いっぱいのときは、人のため。元気のないときは、自分のために動く。
- 楽しいことをやるんじゃなくて、起こることを楽しむんだ。
- 自分が好きとか嫌いとかじゃない。すべてなんだ。
- 愛する子どもを育てるように自分を育てよう。叱り、褒めて、信じよう。
- 豊かな家庭と人生を作るのは、仕事やお金よりも、安定した上機嫌。
いかがでしたか?
イチローさんのインタビューを聞いた時にも感じましたが、その道を極めたプロフェッショナルの人が言うことはとても似ていて、
- いまこの瞬間を大事にする
- 自然と周りに感謝している
など、わたしがいろいろなところで読んできた悟りの話と全く同じで、どの道を進んでも結局は同じところにたどり着くんだという発見がありました。
まとめ
今回紹介した以外にもたくさんあるので、そのときの心境に応じて響く言葉が必ずあるはず。
また、ページの途中に出てくる双雲さんの書が当然ながら素晴らしい。
文庫で手軽にサラッと読めてしまいます。
ぜひ手にとってみてください。
いまをひらく言葉 (河出文庫) 武田 双雲 河出書房新社 2016-04-06
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