みなさん、こんにちは。
ランニングでの栄養補給から発展して、普段どんなものを食べるか、にも興味が出てきたよっしー(@yosshi7777)です。
今回は、食べたいだけ食べても太らない食欲(太らない体、ではなく太らない食欲)とはどんなものか紹介します。
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正しい食欲と誤った食欲
スタイル抜群の女性モデルさんがプロポーションを保つための工夫を聞かれて、「食事は食べたいものを食べたいだけ食べている」と話しているのを聞いたことはないでしょうか?
私はこんなことを聞くと、「いやいや、そんなの外向けに言っているだけで、ホントはめちゃくちゃ食事制限してるんじゃないの?」と思ってしまっていました。
今回紹介する本では、「正しい食欲」を持っていれば、食べたいものを食べたいだけ食べても太らず健康でいられる、と語られています。
その本とはこちら。
著者は、自らもトライアスリートで、アスリートへの栄養指導を行うアスリートフードマイスターである村山彩さん。
正しい食欲とはセンサーが正しく働いている状態
正しい食欲とは、自分の体に必要なものを、自分で見分けられる能力のこと。
自然界の動物は、食べたいものを食べたいだけ食べてもメタボや糖尿病になったりはしません。
食べたいものを食べたいだけ食べて健康でいることは、我々がもともと持っている能力です。
このためのセンサーが正しく働いている状態を「正しい食欲」と呼んでいます。
現代人は、このセンサーがストレスのために曇ってしまっている、と言います。
例えば、体がビタミンBを欲している場合、正しい食欲を持っていれば豚肉が食べたくなります。
ところが、センサーが曇っていると、「ビタミンBが食べたい」を「何でもいいから食べたい」と脳が勘違いしてしまって不必要なものを食べ過ぎてしまいます。
カロリー的には満腹なのに、必要なものは摂取できていないので、さらに食べたくなってしまう。
センサーのはたらきを正しくしてやれば、必要なものを必要なだけ食べたくなるので、健康でいられます。
ではセンサーの曇りを取るためにはどうすればよいのでしょうか?
やはり運動と正しい食事
まず必要なのは、20分程度の汗をかくくらいの運動です。
運動をすれば、自然にお腹がすき、必要なものを見極めやすい体にしていくことができます。
そして運動の後に、栄養バランスの整った正しい食事を2食続けてとり、体に正しい食事を覚えさせることが必要です。
今回の心動いたポイント
- 感覚を大事にしよう
本には直接書いていませんが、読んで私が思ったのは、よく味わって食べよう、ということ。
私は普段、運動をしてそれなりに栄養バランスの整った食事をしていると思うのですが、体に必要なものが自然と食べたくなる、という感覚は持ったことがありません。
今もフルマラソンのためにカーボローディングをしていて、炭水化物をたくさんとっているのですが、カロリー的には十分でもお腹が空きます。
ここで正しい食欲センサーがはたらいていれば、タンパク質や脂質が食べたい、となるのでしょうが、残念ながらそれは感じません。
ただお腹が空く、という感覚だけです。
その理由は、自分に足りないものを食べた時に、「いま必要なものを食べている」と感じることができていないのではないか、と思います。
そのためにまずは、よく噛んで味わって食べよう、と決めました。
自分の食生活を見直そう、と考えるきっかけになった、よい本でした。
興味を持った方はぜひ読んでみてください。