最近、健康なカラダとココロのために、何を食べるべきか気になってしょうがない。
今回はそんな健康を気にした食べもののひとつ、発芽玄米を家で作る方法を紹介します。
温度を一定に保てる、寒い今どきにはベストな方法です。
そもそも何で発芽玄米を食べようと思ったのか、そのきっかけはこちらを見てください。
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基本的な作り方
発芽玄米とは言っても、要は芽(ホントは根ですね)を出した玄米なので、作るのに難しいことはありません。
小学校で習いましたよね?植物の発芽に必要なのは、
- 水
- 空気
- 温度
です。
玄米の場合は、品種にもよりますが発芽のための適温は25〜40℃くらい。この温度で水につけて、芽が出るまで20〜30時間くらい放置すれば完成です。ちなみに冬場に常温の水につけておいたり、冷蔵庫でも3日くらいで発芽するらしいです。
ただ、この方法だと発芽具合のコントロールが難しい。
芽が伸びすぎてしまってもおいしくないらしいのですが、いちいち発芽具合を目で見て確認するのは面倒なので、別のやり方を考えました。
一定温度を保つことができれば、発芽までの時間も毎回安定させることができそうです。
ではどうやって一定温度を保てばいいのでしょうか?
一定温度で保温と言えば?
ここで思い浮かんだのがヨーグルティア。
以前紹介しましたが、もともとは温度を一定にして牛乳からヨーグルトを作るためのもの。
まさに今回の発芽玄米作りにうってつけです。
調べてみると、勝間和代さんがヨーグルティアを使って発芽玄米を作っていました。
参考
ヨーグルトメーカーで自宅で発芽玄米作り勝間和代公式ブログ: 私的なことがらを記録しよう!!
早速実践
それでは作り方を。
まずは滅菌。34℃という温度は雑菌も増えやすい温度らしく、夏場は腐敗してしまうこともあるらしいので、念のため。
手順は簡単。容器の底が隠れるくらいの水(50mlくらい)を入れて透明のふたをして、電子レンジの600Wで1分30秒チンするだけ。
本体にセットする時、ふたは内側のものも外側のものも使わず、取っ手のついた白いふただけ取り付けます。玄米が発芽するには空気が必要なので、ふたをしてしまうと空気が十分に行き渡らないようです。
また、水はたっぷり入れましょう。かなり水を吸うので、気がつくと表面が乾いてしまっていることがあります。
こうして発芽したものがこちら。左が発芽玄米、右がただの玄米です。発芽していなくても、白い部分が少し膨らんでいるだけで十分みたいです。
この状態の玄米は十分に水を吸っているので、炊飯器では白米モードで炊くことができます。
ただし水加減には注意が必要で、浸水具合と米の種類によっては炊き上がりの固さに少し差が出ます。何度か炊きながら微調整してください。
また、白米と混ぜて炊くことも可能です。
炊きあがった米を一粒取り出してみました。少しだけ発芽していることが分かります。
早速食べてみましょう。
気になる味は?
食べてまず感じるのは柔らかさ。玄米はどうしても固い印象があるのですが、発芽させるとふっくらしています。
そしてもちもちプチプチした食感。発芽したところがプチプチするのですが、これは食べていて楽しい。
さらにうまく炊けると、トウモロコシのような香ばしさも出てきます。
始めは栄養が豊富だからと始めましたが、食べてみてそのおいしさにびっくり。クセになります。
夏をどうやり過ごすか
寒いこの季節は今回の方法でちゃんと発芽玄米が作れますが、問題は夏。
先ほど紹介した勝間和代さんのブログでも、春まではヨーグルティアで問題なかったようですが、夏になると腐敗との闘いで、すぐに臭くなってしまったようです。
我が家でもそれに向けて対策を練りつつ、夏まではヨーグルティアをフル活用していきたいと思います。
食べ始めてまだ1週間くらいなので、体調が変わったかどうかはまだ分かりませんが、ただおいしいというだけでも続けられそうだと感じています。
気になる方は、まずは玄米を適当なぬるま湯につけて発芽させてみるところから始めてみてはいかがでしょう。おいしさにびっくりすると思いますよ!
今回の「ココロ」動いたポイント!
- 夏以外ならヨーグルティアで楽勝!
- プチプチもちもち、しかもおいしい!
- 夏、どうしよう?
以上、よっしー(@yosshi7777)でした。
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