みなさん、こんにちは。
今日も走っているよっしー(@yosshi7777)です。
今回のテーマはトレーニング用ランニングシューズの選び方。
軽くて薄い、走りやすいランニングシューズを選ぶのは間違いだというのですが、それはなぜでしょう?
それならどんなシューズを選べばいいのでしょう?
こんなシューズを選んでませんか?
トレーニング用のランニングシューズを買う時に、以下のような基準で選んでいませんか?
- シューズを買うのは足がむくむ夕方がいい
- あえて少し大きめのシューズを履くようにしている
- 軽いシューズを選んでいる
- 柔らかく、ストレスを感じないシューズを選んでいる
今回紹介するこちらの本の著者、シューズマスターの野村憲男さんによると、これらの選び方は全て間違いだと言います。
シューズマスターって誰?
著者の野村さんは、もともと親戚が経営していたランニング専門店で店舗経営をして、メーカーとの共同商品開発を行ったりしている中で、ランニングシューズについてのブログを立ち上げます。
プロが教えます。!正しいランニングシューズの選び方!
このブログの内容を元に、全国でランニングシューズの選び方や正しい足のサイズ測定のセミナーをするようになりました。
その成果をまとめたのがこの本です。
じゃあどんなシューズを選べばいいの?
先ほどの選び方が間違いであるなら、正しいトレーニング用ランニングシューズはどのように選べばいいのでしょう?
野村さんはこう言います。
ではどんなシューズがベストなのか?
ズバリ、「走りにくくて」「鬱陶しい」シューズです。
その理由について、この本ではふたつの観点から説明しています。
ジャストサイズを買うべき理由
間違った選び方の1つめは、少し大きめのサイズを選ぶこと。
よく言われるのは、足がむくむ夕方にシューズを買い、足先に指1本分の余裕を持たせるというもの。
スポーツ用品店などでも店員さんからこのように勧められることも多いのですが、これが間違いだと言います。
大きめのシューズを買うと、足がシューズの中で動いてしまい、ズレによる摩擦熱でマメができたり、ムリに足を踏ん張るので爪に負担がかかり、黒爪になってしまうそうです。
他にも本の中では、膝痛、外反母趾や足底筋膜炎など、ケガや痛みの多くはシューズのサイズが足に合わないからだ、と言っています。
走りにくく、鬱陶しいシューズを選ぶ理由
間違った選び方の2つめは、トレーニング用に薄くて軽くて走りやすいシューズを選ぶというもの。
アシックスのターサーを始め、レース用のシューズは軽くて薄く、走りやすいように作られているものが多い。
上級者が履くこれらのシューズにあこがれ、普段のトレーニングでもこれに近い走りやすいものを選んでいないでしょうか?
トレーニングでこのようなシューズを履くと、長距離を走る際に必要な、使いにくい筋肉が鍛えられないというのが野村さんの主張です。
特に30kmの壁と言われるフルマラソン後半では、筋肉に限界が来て足が動かなくなることがあります。
ここで必要になるのが使いにくい筋肉、小臀筋や中臀筋といったインナーマッスルなのです。
これを鍛えるには、走りにくい、硬いシューズが効果的です。
本の中では、正しい足のサイズの測り方や正しいシューズの選び方•履き方、著者おすすめのシューズの紹介もあるので、気になった方はぜひ読んでみてください。
と、いうことで買ってみた
もともと野村さんのブログやメルマガはずっと読んでいたのですが、今回この本を読んで改めて感化されて、おすすめされているシューズのひとつ、アシックスのGT1000を早速買ってみました。
以前はシューズの中で指が動き、それを防ぐために滑り止めのついた靴下を履いたりしていたのですが、ジャストサイズであればそれがまったく不要。ストレスなく走れています。
また、重くて硬いせいか、ものすごく走りにくいです。普段使わないハムストリングにしっかり負荷がかかっているのを感じます。
野村さんは、フルマラソンを通して同じペースで走れるのであれば、レース用のシューズは何を選んでもいいと言います。
ただ、後半ペースが落ちるのであれば、走りにくいシューズをおすすめしています。
私は今週末のかすみがうらマラソンでフルを走るのですが、GT1000にすべきか、軽いレース用のシューズにするか、まだ迷っています。
どうしようかな〜。
今回の心動いたポイント!
- ジャストサイズを選ぶ!
- 走りにくいものを選ぶ!
- 確かに効きそう!
以上、よっしー(@yosshi7777)でした。