4月から小学生になった息子が、ここ数カ月ドラえもんに激ハマり中。
たまたまコミックスを1冊買ってあげたのがきっかけなのですが、今では学校から帰ってくると一目散に本棚へ。放っておくとずっと読んでいます。
そんな息子の夢を叶えるべく、藤子不二雄ミュージアムに行ってきました。
チケットはローソンチケット経由のみ
藤子不二雄ミュージアムの正式名称は藤子・F・不二雄ミュージアム。なのでハットリくんや怪物くんはここにはいません。
チケットは現地では売っていなくて、ローソンチケット経由の予約販売のみ。
川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム|ローソンチケットのチケット販売サイト「ローチケ.com」
予約は朝10時から2時間ごとに時間帯が区切られていて、入場開始時間から30分(10時であれば10時30分まで)に入場しなければなりません。
土日でも前日まで購入できることが多いですが、場合によっては売り切れることもあるので、予定が決まっているなら早めに買ってしまったほうがいいですね。
大人1,000円、中高生700円、小学生500円です。良心的な価格設定。
シャトルバスから気分が上がる
場所はJR南武線と小田急線の登戸駅からシャトルバスで10分弱。
片側にドラえもん、反対側にパーマンのラッピングバスがやって来て、いきなり気分が上がります。
そしてバスの中もドラえもんがたくさん。
川崎市の住民票や、降車ブザーもドラえもん。ちなみに駅とミュージアムの直通運転なのでブザーは押しても鳴りません。
写真に取り忘れましたが、つり革もドラえもんでした。
中に入る前から楽しい
ミュージアムの外観はこんな感じ。
これだけだと藤子不二雄っぽさはまったくありませんが、カラーコーンがドラえもんに似せてあったりしてクスッと笑わせてもらえます。
入場するまでに15分くらいは待たされましたが、途中にフィギュアが飾ってあって飽きさせません。
3階建てで、1階と2階が展示室、3階にはカフェや屋外広場があります。
展示室には貴重な資料がたくさん
館内ではまず展示室に入ります。
ここには藤子・F・不二雄さんの原画や実際に使っていたものなどの貴重な資料がたくさん展示されています。
光で劣化してしまうためか、この展示室は撮影NG。
いろいろ展示があった中でもウチの子どもの1番のお気に入りはまんがが出来上がるまでを説明したもの。
もともとは白い紙の上にドラえもんとのび太の立体映像が出てきて、下書き、ペン入れ、ベタ、スクリーントーンなど、マンガを書き上げる工程を説明してくれます。子どもたちは時々声をあげて釘付けでみていました。
大人の私が見てても楽しい展示です。
展示の途中には休憩スペースがあり、一部では超有名な、きこりの泉に落ちた後の「きれいなジャイアン」と一緒に写真が撮れます。
通常展示に続いて企画展。この時はパーマンの原画展をしていました。まあ原画かどうか意識しないで普通にまんがとして読んでましたが(笑)。
ミュージアムカフェはタイミングがポイント
10時過ぎに入館して、展示室を出たところで大体11:30くらい。
食事が食べられるミュージアムカフェは混雑すると聞いていたので早めに入ります。この時点ではまだ私たちの前に5組。10分待ちくらいでした。
これが食べ終わって12時を過ぎたころになると、待っているのは30組くらい、30分程度の待ち時間でした。
10時入場なら、12時になるまでに順番予約しておいた方がいいですね。12時入場なら、展示室を見る前に入場後すぐ予約しに行くのがおすすめです。
料理は楽しい気分になるものばかり
ここのカフェメニューは楽しいものがたくさん。
ウチの家族が注文したのはこちら。これは四次元キッズプレート。いろいろ乗っていて楽しいですね。これにドリンクも付いています。
こちらはドリアもん。ホワイトソースベースのドリアです。ドラえもんはココアで書かれています。
こちらはジャイアンとカツ丼。海苔でジャイアンを作っています。結構おいしかったです。
デザートはこちら。ドラミちゃんポケットケーキセット。マンゴーの味が効いたケーキ。模様がめちゃかわいいです。
そしてドラミちゃんが描かれたカフェラテが付いてきます。これまたかわいい。
デザートでもう1品。どら焼きシフォン。シフォン生地のふわふわパンケーキに生クリームと抹茶アイス、カスタード、黒みつがかかったもの。ふわふわでおいしい。
こういうところのメニューはあまり変わり映えがしなくてガッカリなところも多いのですが、こちらではどれも楽しく食べることができました。
マンガ読み放題
食後はまんがコーナーで思う存分座り読み。
ちなみにこのドラえもんがもっているコミックス。ドラえもんの第5巻だったのですが、本物そっくりに作り込まれていました。
左が実物のコミックス。そのままです。芸が細かい!
コミックスはドラえもんであれば通常版や映画原作まで、他のものも全集を中心にたくさん取り揃えられていました。
ウチの息子にとってはまさに天国だったようで、ここでずーっと本を読んでいました。
夢いっぱいのキッズスペース
まんがコーナーの奥には未就学児対象のキッズスペースが。
これはウレタンでできた文字。ドラえもんのひみつ道具、コエカタマリンで声が固まったものを再現しています、
こちらは木製ガリバートンネル。奥に小さくなったドラえもんがいます。
さてこれは何でしょうか?
天井を見ると逆さになったペンキ入りバケツがぶら下がっています。
そう、これは重力ペンキ。白い線のところに磁石がくっつくようになっていて、置いてある缶を上に乗せることができるんです。
どれもひみつ道具を再現していて、夢がありますよね。
気持ちいい屋上
3階の一部は屋外になっていて、いろんなオブジェが飾られています。
気持ちよさそうに日なたぼっこしているのはパーマンとブービー。
こちらはおなじみどこでもドア。ドアから出てきた感じで写真を撮ることもできます。
こちらはドラえもん映画1作目「のび太の恐竜」で出てくる恐竜のピーちゃん。霧が吹き出すようになっていてちょっと幻想的でした。
もちろんドラえもんもいます。奥にあるのは…、
そう、おなじみ土管です。この上に乗ってジャイアンが気持ちよさそうに昼寝していましたよね。
Q太郎もいましたよ。
そして1番奥にはドラミちゃんが。
これは見つけられない人もいるかも。石のドラえもん。
この日は天気がよくて風がさわやかで、本当に気持ちよかったです。
お土産コーナーで迷ってしまう
出口前にはお決まりのお土産コーナー(笑)。
コミックスもかなりの品ぞろえ。
いろいろあって相当迷った中で我が家が買ったのはこちら。
息子はあれだけ読んでたのにさらにコミックスを。でもこれは映画原作が3つも入ったお得バージョン。しかも「のび太の海底鬼岩城」「のび太の魔界大冒険」「のび太の宇宙小戦争」の3名作が入っています。これは私も読みたい。
3歳の妹にはドラミちゃんのぬいぐるみ、あとはマグネットと消しゴムです。
まとめ
子どもと行ける博物館やテーマパークにはそれなりに行ってきましたが、藤子不二雄ミュージアムはその中でもかなり高評価。
混みすぎていないし、何と言っても大人も子どももよく知っている話なので、同じレベルの話をすることができます。
カフェや屋外展示もあって、のんびり過ごすことができました。
また行きたいですね。
ちなみに息子に何が1番楽しかったか聞いたら、即答で「まんがコーナー」と答えられました。じゃあまんが喫茶でいいじゃん、と思ったのは内緒です(笑)。
2015年4月26日追記
おみやげで買ってきた本について記事を書きました。
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