photo credit: Christolakis via photopin cc
みなさん、こんにちは。
よっしー(@yosshi7777)です。
自分の人生に自信を持って進んでいけるようになれた、セミナーの参加レポートをお届けします。
自分がどう感じているのか分からない
このブログのいつもの記事をお読みいただければ分かると思いますが、私はものごとを論理的に考えることが好きです。
自分でも、あえて感情を排除して論理的に考えるように生きてきました。
その一環で、人生の目標を論理的に考えて作り、それを達成するために努力していたことがあります。
それがいいことだ、と自分に言い聞かせてやっていたのですが、そのうちその目標に微塵も興味が感じられなくなってしまいました。
頭で考えた目標に心からついていこうと思えず、自分の中で頭と心が反発してしまっていたのでしょう。
そこで、自分が心から納得できるような新しい目標を作ってみようとしたのですが、自分の感情がうまく把握できないせいで、やり方を読んで試してみても、全くうまくいきません。
そんな時に、立花岳志さん(@ttachi)のブログ記事で今回のセミナーを知り、自分のこの状況を解決するヒントが得られるかもしれないと思って参加申し込みをしました。
2/15(土) 自分にOKを出して前に進む!心を解放するビリーフ・セオリー セミナー開催します! | No Second Life
自信があるとはどういうことか?
このセミナーは、立花さんと、立花さんの奥さんでセラピストの大塚彩子さんの共同開催で、立花さんによる講義と彩さんによる講義およびワークから構成されています。
前半は立花さんの講義です。
「自分にOKが出せる」とは、自分に「自信がある」状態と言い換えることができます。
「自信がある」状態とは、その元となる自己信頼が高いということで、これは小さな成功体験を積み重ねることにより高めていくことができます。
ただ、自己信頼が高いことだけでは自信を持つことはできません。
もうひとつ、自己否定が低いことが必要です。
自己否定とは、その名の通り「自分なんて…」とか、「どうせうまくいかないや」などと自分を否定してしまうことです。
自己否定は成功体験では取り去ることができず、自己否定が強い状態のまま成功してしまうと、それをあえて壊してしまうような自己破壊に至ってしまうこともあります。
この点については、立花さんがご自身の体験をもとに分かりやすく説明してくれました。
自己否定は無意識レベルにある「ネガティブビリーフ」が元になっていて、それを解放してあげないと取り去ることができません。
今回のセミナーの目的は、この「ネガティブビリーフ」を取り去り、自己否定をなくすことにあります。
ここから彩さんの講義とワークに入ります。
ネガティブビリーフとは何か?
ビリーフとは、
無意識レベルに入り込んだ「思い込み」「信じ込み」「考え」で、それに基づいた行動をさせる、あるいはさせない思考のプログラム
のことです。
ビリーフは思考のプログラムに過ぎず、自分自身ではないため、取り出して手放すことができます。
コンピューターでいうインストール、アンインストールのようなものです。
ビリーフには複数の種類がありますが、その中でもネガティブビリーフは、自己否定につながっていて、「自分は〜だ」「自分は〜な存在だ」のように自分を否定的に定義するものです。
原因は幼少期の体験によるものだそうです。
ネガティブビリーフには以下の9つの分類があり、人によりとらわれているものが違います。
- 欠陥・恥:自分は生まれつき欠陥がある、恥ずべきダメな存在だ
- 不信:自分はひどい目に合わされるだろう
- 見捨てられ:自分は見捨てられるだろう
- 愛情失望:自分は愛されず、理解されず、守られないだろう
- 孤立:自分は他人と違うから仲間はずれで孤独だ
- 依存:自分は無力なので頼らなければならない
- 罰:自分は罰を受けるだろう
- 失敗:自分は失敗するだろう
- 癒着:親や配偶者などの重要他者イコール自分であり世界
セミナーの中では、自分がどのネガティブビリーフにとらわれているのか、チェックシートの質問に答えることにより明らかにしていきます。
私の結果はこちら。愛情失望ビリーフと孤立ビリーフがほぼ満点と、ものすごく高い数値になっています。
ネガティブビリーフを取り出し、解放する
次に、自分のネガティブビリーフを代表する言葉を選び、それを心の中から取り出して捨て去り、代わりに新しいポジティブな言葉を体の中に入れるワークをしました。
私の書いたことを読んでも実感が湧かないかもしれませんが、それまでの講義やワークを通して納得できているので、すんなり入っていけました。
このワークを通して、私は劇的な体験をします。
私はネガティブビリーフを代表する言葉として、「誰も私を必要としていない」というものを選びました。
目をつぶり、その言葉を意識すると、その言葉は私の胸のあたりにあり、緑色で冷たく、重く感じられました。
それを体の中から取り出すと、両手で支えているのがやっとなくらいに重く、取り出された体は寒気を感じ、どうにか座っていられるくらいフラフラでした。
その重い言葉を、両手の間を滑り落とすことで、どうにか解放しました。体はまだ寒く、背骨を抜かれてしまったかのように、だらりとしています。
次にポジティブな言葉を自分の中に入れていくのですが、私が選んだ言葉は、「あなたはそのままでいいんだよ」というもの。
これはオレンジ色で丸く、燃えているように感じました。
それを両手に乗せ、体の中に取り込むと、寒気はなくなり、手に汗をかくほどになりました。
姿勢も自然と背筋を伸ばしたくなりました。
このワークをしている間じゅうずっと涙が止まらず、もし人が周りにいなかったら大声で号泣していたでしょう。
私の場合は今回だけで劇的な変化がありましたが、自分では見たくない深層心理をこじ開けるためか、それを拒否する気持ちの強い人は時間がかかることも多いそうで、立花さんは5カ月間、何十回もこのようなワークをやってやっと解放できたとのことでした。
必要なのは、誤解を解くこと
意外だったのは、セミナーでは原因となった幼少期の体験自体を掘り下げなかったということ。
私のように自分の心に違和感があるのは、幼少期の体験が原因になっていることが多いと本を読んで知っていました。
幼少期の体験と言われて、自分にも「これだ」思い当たることがあり、自分なりに原因の特定ができていました。
ただ、原因が分かっても、それを解決する方法が分かりません。病名が分かっても治療はできない、そんな状態です。
ネガティブビリーフの元になっているのは、幼少期の体験そのものではなく、そこから生まれた誤解です。
なので、体験自体をどうこうするのではなく、誤解を解放してあげればいいのだということが分かりました。
また、ネガティブビリーフは深層心理にあるものなので、頭で考えてどうにかできるものではありません。
だから、深層心理にアクセスする別の方法をとる必要があるのです。
自分に起こった、変化
まだセミナーを終えて日が経っていませんが、頭で考えたことに心からOKを出してあげられている、ということはひしひしと感じます。
他にも、景色が色鮮やかに見えたり、自分の子どもがこれまで以上に愛おしく思えたり、仕事がうまくいかずに悔しかったり、これまでになかった変化を感じています。
ただ、これまでは大きな変化があっても時とともに収まっていってしまうことが多かったです。
今回のセミナーの趣旨では、この変化は長く続くものになるはずですので、これから自分に起こる変化を、少し時間をおいて改めてブログに書くことにします。
4月には第2回目のセミナーも開催されるそうですので、興味がある方は是非参加してみてください。本当におすすめです。
今回の心動いたポイント!
- 自己否定は頭で考えるだけでは解決できない!
- これからの人生が楽しみ!!
今後このブログもきっと前向きに変化していくでしょう。ぜひそれを楽しみにしていてください!
以上、よっしー(@yosshi7777)でした。