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何度も書こうとして挫折してきた本「神さまとのおしゃべり」の書評記事です。
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この本は出版された当初から本屋で見て気になっていたのですが、パラパラめくった時のふざけた印象が強くて、買って読む気になれませんでした。
その後意外な人から勧められて購入。
3月に買って2カ月が経ちますが、すでに4回読了。これからも折に触れ読み返したい、私にとってはめったにない破格の扱いの本になりました。
もくじ [hide]
パッと見はふざけてるけど…
この本は、適当に人生を生きているサラリーマン「サトウミツロウ」が、瞑想中に出てきた神さまと人生や世界についておしゃべりする、という内容なのですが、この会話がおふざけ満載。ちょっと読んで本棚に戻した当時の私の気持ちもよく分かります。
ですが書かれている内容はものすごく深い。4回読んでも納得し切れないところもあるくらいです。
私が内容を語るよりも、本を読んだ方がはるかによく伝わると思うのでぜひ読んでもらうとして、今回はこの本を読んで私にどんな変化が起こったのか紹介します。
現実を相対的に見られるようになった
私たちが受け取った外界からの情報のほとんどは潜在意識でフィルターにかけられ、顕在意識まで上ってくるものは全体の数パーセント程度と言われています。
そしてひとつのことがらをどのように感じるかは、潜在意識で世界をどう思っているか、ビリーフや観念といったものに大きく影響されます。
このビリーフや観念は個人ごとに全く異なっています。つまり、同じものを見てもそれがどのように見えるかは人それぞれ。
現実は私たちの頭のなかに、相対的にしか存在しないのです。
現実が相対的なものであるなら、当然自分の望むように感じることもできるはずです。
世界を見たいように見る
潜在意識での思い込みを変えるにはどうすればよいでしょうか？
潜在意識には時間と否定の概念がありません。
例えば「将来お金持ちになりたい」と思ってしまうと、今はお金持ちでないということになり、潜在意識はお金持ちでない証拠を集めてきます。また、「お金がない」と思ってしまうと、やはり潜在意識はお金がない証拠を集めてきてしまいます。
潜在意識をうまく働かせるには、「いまここ」に「ある」ことを感じることが大事。
その感覚を味わうことができれば、潜在意識は勝手に証拠を探してきてくれます。
お金の場合で言えば、「今ここ」にお金が「ある」と感じる事が大事ということ。
ここで感じるのはお金があった結果の感情。「豊かだ」という感覚を全身で感じて幸せに包まれることです。
これを意図的にやっているのが「アファメーション」です。「コンフォートゾーンをずらしている」とも言えます。
これを何度も繰り返しているうちに、潜在意識もだんだんその気になってきて、本当に「自分は豊かだ」と感じられるようになり、それを証明するようなものごとが自分の周りにあふれ始めます。
夢はすぐにかなう
ここまでの考え方を使うと、自分の夢や望みは即その場でかなえることができることが分かります。
夢がかなった時に得られる、「うれしい」や「幸せだ」という感情は今はその場で感じることができます。これはつまり夢がかなった時と同じ状況を再現できているのです。
自分はかけがえのない存在だと感じられる
この宇宙は最初はひとつの存在で、「ビッグバン」から全てが生まれました。
この宇宙にある物質の総量は、このビッグバンの時から全く変わっていません。つまり、いま私たちの体を作っている物質も、ビッグバンの時から存在しているということになります。
私の体も、他人の体も、地球も太陽も、宇宙にある全てのものが何ひとつ欠けても全体にはなりません。ジグソーパズルのピースのように、全てがぴったりなようにできています。
何かをしてもしなくても、ダメな人でも聖人でも、全てが必要でかけがえのない存在なのです。
まとめ
読み終わってもすぐには頭の中が整理されてなかったのですが、何度も読み返して時間が経つうちに、ものごとに対する考え方の根本が変わっていました。
この本だけではないのですが、このあたりのことは少し前に記事にしています。
人生を大きく変えるきっかけを作ってくれた本に出会えたことに感謝です。
著者のさとうみつろつさんはブログも書いています。
このブログも本に負けず劣らずおふざけ満載ですが、やっぱり時々ものすごい深い内容が出てきます。
気になった人はできれば何記事がまとめて読んで見てください。
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