Sunrise Photo by Theophilos
みなさん、こんにちは。
よっしー(@yosshi7777)です。
今回は、人間関係を改善するのに役立つと言われる選択理論の入門書「人間関係をしなやかにするたったひとつのルール はじめての選択理論」を紹介します。
もくじ [hide]
人間関係のあり方を決めるたったひとつの違い
今回紹介する本はこちら。
この本では、人間関係のあり方を決めるたったひとつの違いは、
自分が相手をコントロールできると信じているかどうか
だと言っています。
「私は、相手をコントロールすることができる」という考え方を外的コントロール心理学、一方、「私は、自分だけをコントロールすることができる」という考え方を選択理論心理学と呼びます。
外的コントロールの元では、どんなに優しい言葉で伝えても、コントロールしようとしていることを相手が感じて緊張関係に陥り、人間関係がうまくいかなくなってしまいます。
外的コントロールによって人間関係が破壊されてしまう例を、この本では致命的な7つの習慣として紹介しています。
- 文句を言う
- 脅す
- 責める
- 罰を与える
- 批判する
- 褒美で釣る
- ガミガミ言う
私の場合は…
この部分を読んで私がすぐに思い出したのが、自分の子どものこと。
子どもが思うように動いてくれない時に、「おもちゃの片付けしないと遊びに連れていかないよ」「(ご飯の時に)全部食べたら後でおやつ食べよう」など、7つの習慣を使いまくっていました。
これでは子どもも自分がコントロールされていると感じてしまい、面白いはずがありません。
こちらでもそうしてしまって悪いと思うことはあるのですが、つい子どもの行動に反応して自然に出てしまうのです。
この本では、無意識に出てくる行動をまず意識し、その行動に別の選択肢があることを理解し、別の選択肢を使っていくことにより、だんだんうまく行動できるようになる、と言っています。
選択理論ではどうなの?
別の選択肢として用いられるのが選択理論です。
選択理論では、他人は変えられない(結果的に変わることはある)ものとしてとらえ、変えられる自分が何をするかに集中すべきだと言います。
また、自分の中でも感情や生理反応は変えられないので、変えられる自分の考えや行動に集中する、ということになります。
例えば先ほどの外的コントロールの7つの習慣を選択理論で置き換えると以下のようになります。
- 耳を傾ける
- 励ます
- 尊敬する
- 受け入れる
- 違いを交渉する
- 信頼する
- 支援する
ここで上げられている項目はどれも自分の行動、考えについてのもので、自分でコントロールできるものです。
どんな状況にあっても、自分が選択できることに集中し、その中でよりよりものをつかみ取ろうとするという考えはぜひ身につけたいと思いました。
そのためにも、まずは反射的に出てしまう行動を意識して、別の選択肢を思い出すようにすることにします。
今回の心動いたポイント!
- 選択できることだけに集中する!
- とっさの行動を変えよう!
選択理論が身につくと、感情や生理反応に振り回されることなく、落ち着いて過ごすことができると言います。
意識して毎日を過ごしてみることにします。
以上、よっしー(@yosshi7777)でした。