世界は自分が見たいように見えている

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去年の10月から5カ月連続で開催されたビリーフ勉強会。

この4月から上位クラスにあたるレベル2が始まり、1回目に参加してきました。

ビリーフとは何かという復習からのスタートだったんですが、いきなり深い学びができました。

世界は自分が見たいように見えているのです。

自分の内側もバランスよく理解する

この勉強会では「ビリーフ・システム理論」という考え方を使って自分の内側の仕組みを理解し、さらにワークを通して実際に自分の内側を探究してよりよい方向に変化させるということを目的にしています。

講師はセラピストであり、音楽療法家でもある大塚彩子さんです。

レベル1からさらに深化したレベル2

勉強会のレベル1では、自分では気づかない潜在意識での思い込み、観念である「ビリーフ」がどんなものなのか、どのような種類があるのかを学び、またワークを通して自分の中にあるビリーフを見つけて解放するということをしてきました。

その様子は毎回ブログ記事にしています。

刺激受けまくり!第1回ビリーフ勉強会に参加してきたよ!

頭で分かってるだけではダメ!人間関係のストレスのほとんどを解消できる方法

ヒミツは潜在意識にあった!ネガティブな自分を作り出す正体とは!

自己否定を作りだすもの。自分の中の親の存在。

他人にイライラするのは自分の中に原因があった

レベル2ではこれをさらに深めて、エニアグラムとの関係を学び、さらに最終的には自分のミッションを見つけるという内容になっています。

エニアグラムは人間を9つのタイプに分ける分類法(こちらの記事参照)で、それぞれのタイプごとに信じ込みやすいビリーフの種類があるとのこと。

タイプに加えて、ステートの上下やウイングの違いでもビリーフが変わってきそうで、これを学べるのはとっても楽しみ。

さらに最終回で取り上げる予定のミッション。私は今のところ自分のミッションが明確に見つかっていなくてずっと探してきているので、これを深めていけるという内容にはとても期待しています。

潜在意識での思い込み

 レベル2の勉強会初回では、改めてビリーフの全体像を復習しました。

私たちは、自分で気づいていないうちに、潜在意識で「世界とはこういうものだ」「他人とはこういうものだ」「自分はこんな人間だ」などと思い込んでいます。

この思い込み、考え、観念のことを「ビリーフ」と呼びます。

ビリーフを持って世界を見ると、そう信じた通りに世界が見えるのです。

赤いものを探し始めると急にそれが目に入るようになる「カラーバス効果」や、雑踏の中でも自分の名前が呼ばれたことが分かる「カクテルパーティー効果」のように、私たちの脳は大量の情報の中から自分が欲しい情報を選び取っています。

つまり、私たちの脳は実際の情報量の数パーセントしか知覚できず、しかもそのわずかに知覚できた情報もビリーフによって大きな影響を受けているのです。

世界は自分が見たいように見えている

この考え方によると、たとえ同じものを見たとしても、自分と他人では実は全く違うように知覚されているということになります。

例えば「私は人に愛されない」と潜在意識で信じ込んでしまっている場合、他の人には何の意味も持たない言葉や行為も、「やっぱり私は愛されていないんだ」という証拠として見えてしまいます。

潜在意識にある、自分では知覚できないビリーフが見つけてきた証拠を顕在意識で発見することにより、あたかもそのビリーフが真実であるように世界が見えてしまうのです。

望むように思い込み直せばいい

ビリーフが「思い込み」であるなら、自分が必要でないものは新たに別の考え方に「思い込み直す」ことができるはずです。

でも自分で認知できない潜在意識の思い込みを、どうやって思い込み直せばいいのでしょうか?

強制的に思考と距離を作る

その方法のひとつとして、自分の思い込みに対して強制的に距離を作るというワークがあります。

レベル1でもやった「バイロンケイティワーク」です。

頭で分かってるだけではダメ!人間関係のストレスのほとんどを解消できる方法

自分の思い込みの意味を逆にしたり、立場を変えたりした内容を書き出すことにより、思い込みと自分との間に強制的に距離を作ることができます。

距離ができるだけでも、自分のビリーフを客観視して、囚われから離れるきっかけになります。

さすがレベル2!深みが違う!

ここからはワークで実践。

この日の勉強会では、仕事、お金、愛というビリーフが問題になることが多い3大要素について、みんなで議論しながらバイロンケイティワークの簡略版を行いました。

まあここでの議論が素晴らしく深い!

みんなレベル1から学んできているだけに、言ってることに重みがあります。さらにそれまで私が考えていたことが組み合わさっていく感覚があり、とても興奮しました。

この感覚は本では得られない、ライブならではの醍醐味ですね。

まとめ

もういきなり大満足のスタートでした。これまでの復習という内容ながら、ずっと深く話をすることができました。

私は今、価値観の大変動の真っ最中で、このタイミングにまさに必要な内容を学べたことはすごくありがたいことです。

残り4回も楽しみでしょうがないです。大人になってもワクワクする学びができるなんて幸せですね。

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