「マインドフルネス瞑想」という言葉を聞いたことがありますか?
グーグルやインテル、マッキンゼーやGMなど、世界を代表する企業がこぞって研修に取り入れています。
いったいどんなものなのでしょうか?
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マインドフルネスは心の状態
まずはマインドフルネスから。
マインドフルネスとは、
今という瞬間につねに注意を向け、自分が感じている感覚や感情、思考を冷静に観察している心の状態
のこと。
マインドフルネスな状態でいれば、仕事上のストレスが軽減され、雑念を取り除き、アイデアや企画をひらめきやすくなります。
たくさんの企業がこぞって求めるのがよく分かります。
そして、このマインドフルネスを鍛えるのに有効なのが瞑想なのです。
瞑想が心を鍛える
瞑想はインドや日本などの東洋世界では古くから行われていますが、西洋では禅とのつながりで比較的最近になって広がるようになりました。
スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツなども瞑想をしていたことで知られています。
瞑想をすると落ち着いたり頭がスッキリするなどの効果があることは知られていましたが、最近それが科学的にも証明されてきています。
瞑想により活発化するのは脳の「島」と「背内前頭野」。
島は身体感覚をまとめて扁桃体に信号を送る部位、背内前頭野は思考や感情の動きをメタレベルで対象化して理解する部位。
どちらも自分の思考や感情、感覚をまとめて客観視することに関わっています。
つまり、瞑想によりマインドフルネスに必要な脳の部位を鍛えられるのです。
他にもたくさんのメリットが
瞑想には、自分を客観視できるようになる以外にもたくさんのメリットがあります。
- 集中力が高まる
- ストレス解消
- 心が安定する
- 頭が明晰になる
- 洞察力が高まる
- 直感力、創造性が高まる
- 思いやりが深くなる
- 眠りの質が上がる
- 幸福感が高まる
- 自信が持てる
- リーダーシップ能力が高まる
効果が証明されつつある瞑想ですが、うまくやるコツはあるのでしょうか?
ありのままに観察する
瞑想にはいろいろな種類がありますが、マインドフルネス瞑想では、特にありのままを観察することが重要。
今ここに集中し、浮かんできたことに対して判断を行わずにありのままに受け入れるようにします。
これを繰り返していくことで、自分の思考や感情、感覚を客観視できるようになってきます。
入口にピッタリの本
今回紹介したのは、こちらの本に書いてあったこと。
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今回紹介したマインドフルネス瞑想はどんなものかという内容以外にも、姿勢や呼吸のやり方、瞑想実践のコツの他、瞑想をやりやすくするためのCDまで付属しています。
瞑想をこれから始めてみたい人や、始めたけどうまくいかないと感じている人にはピッタリの内容です。
瞑想は何度も練習すれば上達していくもの。本を読んで実践して、よりよい心の状態を手に入れましょう。
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