「止」から「観」の瞑想へ、気づきの瞑想と呼ばれるマインドフルネス瞑想に移行しようといろいろ試行錯誤する中で、ついに教科書と呼べる本に出会いました。
まだ読んでいる途中なのですが、現時点で気づいたことをまとめてみました。
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ついに見つけたマインドフルネス瞑想の教科書
仏教や瞑想の本をいろいろ読んでいるうちに、ついに出会ったのがこちら。
マインドフルネス バンテ・H・グナラタナ サンガ 2012-08-23
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ページとかなり長いので、まだ読み終わっていないんですが、現時点でも参考になるところばかり。
マインドフルネス瞑想の教科書としてピッタリです。
注目するのは「呼吸」
書評は読み終わってから書くとして、今回は自分の瞑想を大きく深めるきっかけになってくれそうな瞑想のコツを紹介します。
わたしがこれまでやってきた瞑想は何かに集中するだけのものでした。
一方、マインドフルネス瞑想は思考や感情、感覚に気づいて受け流すものです。
そのために気をつけるものが呼吸です。
なぜ呼吸に集中するのか?
呼吸に集中するメリットは、
顕在意識と潜在意識の間である
意識している時も、意識していない時も、私たちはいつでも呼吸をしています。
呼吸を顕在意識に上げて集中することもできますし、他のことに気づきを向けている時には呼吸をしていても潜在意識に置いて気にしないこともできます。
顕在意識と潜在意識、どちらでも扱えるというのがとても便利です。
止まらずずっと動いている
マインドフルネス瞑想は、いまこの瞬間に考えていたり感じていることをありのままに感じることを目的にしています。
その観点で見ると、呼吸は常にいまここにしかありません。
呼吸に集中することで、過去や未来に気を取られなくてよくなるのです。
いつでもある
別のことに気がそれてしまっても、場所がどこに行こうとも、いつでも呼吸をしている必要があります。
逆に言うと、呼吸をベースにしておけば、いつでもそこに戻ってこられるのです。
いつどんな環境にあっても戻ってこられるベースがあるというのはとても心強いことです。
まとめ
わたしの中では、マインドフルネス瞑想をする時に呼吸に集中すればいいということは目からウロコでした。
言われてみれば納得できることなのですが、気づきを得るためにまず集中するというのは言われないとわからないことです。
このほかにもこの本からヒントをたくさんもらったので、コツコツ瞑想を続けて深めていきたいです。
まずはこの本を読了しなきゃですね。
マインドフルネス バンテ・H・グナラタナ サンガ 2012-08-23
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この記事はSLPRO X for iPhoneを使って書きました。