野生の生活に戻ろうという本を読んで、持っていた5本指シューズでいろいろ歩いてみたら、ものすごい楽しかったんです。
もくじ [hide]
野生に戻る本
読んだ本はこちら。
GO WILD 野生の体を取り戻せ! ―科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス ジョンJ.レイティ,リチャード・マニング NHK出版 2014-12-19
|
うつ病や心疾患、糖尿病など、現代にはびこっている病気の多くは、人間が野生から離れて文明化したために起こったもの。先住民には見られません。
なので、野生だったころの生活を参考にすれば、これらの病気を避けて幸せに暮らしていけるという内容です。
食事や睡眠、共感や運動、マインドフルネスなど、わたしが興味ある分野の内容ばかりで、一気に読み切ってしまいました。
その中で特に興味を引かれたのがランニングです。
野生のランニング
野生に戻るという意味では、トレイルランニングがそれに最も近いです。
人間の足はもともと、触れたものから手と同じくらい多くの情報を得ることができるのですが、文明化の影響で靴を履くようになり、本来の機能は衰えてしまっています。
これを回復できるのがトレイルランニング。
トレイルランニングでは、場面ごとに地面の様子が変わり、周りの環境も刻一刻と変化していきます。
地面から受ける足の感覚や景色の多様性は、脳にとって適切な刺激となり、それが繰り返されることによって脳も強化されるのです。
子どものころの感覚を思い出した
ここまで読んで、このあいだ買った5本指のシューズ、ビブラムファイブフィンガーズを思い出しました。
もっと「感じる」生活のために、足がワクワクするシューズ「ビブラム ファイブフィンガーズ」を買います
ほぼ毎日履くようにはなったのですが、歩くのはアスファルトの上ばかり。芝生や土の上を歩きたいと思っていましたが、なかなか実現していません。
いつもの道でも多様な歩き方ができる
でも、この本を読んでピンときました。
多様な刺激を受ければいいのなら、アスファルトの上だってできるんじゃないかと。
アスファルトの上といっても、一部は木が植えてあったりして、舗装されていないところもあります。
さらに、点字ブロックやマンホール、ちょっとした段差など、人工物だっていつもと感触が違うところもあります。
さらに、舗装された地面の上だって、つま先から着地したり、軽くかかとから着地したり、足の内側や外側で着地したり、多様な感触を十分に楽しめるんです。
ビブラムだと地面の感触がしっかり伝わるので、なおさらワクワクしてきます。
子どものころは学校からの帰り道、いつも楽しそうなところを見つけてはその上を歩いていたのを思い出しました。
都会にいても、野生の感覚を取り戻すことができるんです。
まとめ
ビブラムでのウォーキング、もともとの予想よりもずーっと楽しいです。
このシューズでトレイルランもしてみたくなってきました。
そして「GO WILD」の本もめちゃ面白いので、ぜひ読んでみてください!
GO WILD 野生の体を取り戻せ! ―科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス ジョンJ.レイティ,リチャード・マニング NHK出版 2014-12-19
|
こちらの本もおすすめです
脳を鍛えるには運動しかない!―最新科学でわかった脳細胞の増やし方 ジョン J. レイティ,エリック ヘイガーマン 日本放送出版協会 2009-03
|
BORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族” クリストファー・マクドゥーガル 日本放送出版協会 2010-02-25
|
ナチュラル・ボーン・ヒーローズ―人類が失った”野生”のスキルをめぐる冒険 クリストファー・マクドゥーガル NHK出版 2015-08-26
|
EAT&RUN スコット・ジュレク,スティーヴ・フリードマン NHK出版 2013-02-21
|
この記事はSLPRO X for iPhoneを使って書きました。