生きててよかったと心から実感できる!あけみちゃんの草津ワークショップに行ってきた!

先週末、2泊3日で参加してきたあけみちゃんの草津ワークショップ。

帰った翌日の自分の頭の中は大混乱状態。

岡部明美さんのワークショップに行って、自分の頭の中が大混乱してます

その衝撃からようやく少し落ち着いてきたので、内容をまとめてみました。

生きててよかった、と心から感じられるワークショップになりました。

あけみちゃんって誰?

あけみちゃん(岡部明美さん)は、企業の経営者やセラピストになりたい人向けのセミナーやワークショップなどを主催しています。

岡部明美 アナテース公式サイト|プロフィール

もともとはバリバリのキャリアウーマンだったのですが、お子さんを出産後に脳腫瘍と水頭症になり、死の淵をさまよったあと奇跡的に回復。そこで心を大切にすることを知っていまの仕事をするようになりました。

見ためはいたって普通なんですが、話しはじめると場の空気が一変します。人に伝える力にはおどろくばかり。

そんなあけみちゃんのワークショップが草津で行われました。

「いまここ」を感じるワークショップ

あけみちゃんのワークショップは内容に特徴が。

エニアグラムやウェルスダイナミクスなど、自分や他人の特徴や強みや弱みを理解して活かすというレクチャーもありますが、大半は「いまここ」を感じるワークが中心。

心臓の鼓動、手のあたたかさ、自然。さまざまなものを感じるワークをやっていると、いまここにあるもののすばらしさを見過ごしていることがいかに多いかに気づかされます。

そんなワークの中でも一番の目玉はなんといってもあけみちゃんによる「大まな板」。

自分の課題が解決できる

あけみちゃんのワークショップには企業の経営者がたくさん来ます。それは自分の課題が解決できるから。

経営の課題でも何でも、あらゆる問題の9割は人間関係の問題だと言われています(アドラーはすべての問題は人間関係って言ってますね)。

そして経営者が抱える人間関係の問題の多くは、家族、特に自分の親との問題がずっと解決できていなくて、それが会社や夫婦の問題に投影されていることが原因です。

それを解決できるのがあけみちゃんの「まな板」ワーク。

何かが降ってくる

「まな板」とは、相談する人が「まな板の上の鯉」として、あけみちゃんに料理されるがままということ。

あけみちゃんのメソッドを習得したセラピストさんがやるのが「小まな板」、あけみちゃん本人がやるのが「大まな板」と呼ばれます。

あけみちゃんは最初に、相談者から相談内容を聞き取ります。

次に、あけみちゃんから指示をされて、相談者は話の中で出てきた人物、例えばお父さん役やお母さん役をやる人をワークショップに参加しているメンバーの中から選びます。そしてそこで選ばれた人を感じるままに部屋の中に配置します。

息苦しいほど密集していたり、家族がまったくバラバラの方向を見ていたり。この配置を見るだけで思いが伝わって泣けることもありました。

さらにすごいのがこの後。

明美ちゃんが役の人に「いま何を感じる?」とか「何か言いたいことはないか」と聞くと、なぜか自然に言葉が出てきます。

これが本当におどろき。何か考えて話をするのではなく、ちゃんと言葉が出てくるんです。言葉だけではなく、圧迫感や息苦しさ、温度の感覚なども感じます。

「場の力」と言うらしいのですが、その場に入ると顔つきも変わり、びっくりするほど長いセリフを話したり、別人のように大きな声で叫ぶなんてこともしばしば。

そしてここで出てくる言葉にはなぜか心が打たれます。

役の人も見ている人もみんな号泣するので、会場のいたるところにはティッシュの箱とゴミ箱があるくらいです。

過去の思いを断ち切る

まな板の中で、相談者は親に言えなかったことばを叫んでみたり、言ってもらいたかった言葉を伝えてもらったり、家族の思いを知る中で、自分への思い込みから解放されて癒されていきます。

まな板の前と後では顔の明るさがまったく変わって、みんな本当にいい顔になります。

ゆでたまごみたいになるので、「ゆで上がった」と言うみたいです(笑)。

そして、家族との関係が改善されると、なぜかもともと持っていた課題も解決できていることが多いのです。

口コミだけで経営者の人が殺到するのもよくわかります。

参加者どうしの一体感がすごい

まな板を筆頭に、自分の中身を揺さぶられるようなワークをたくさんするので、参加者どうしの気もちの交流もものすごいレベルまで高まります。

参加者はワークショップの最初に名札をもらって、そこに子どものころに呼ばれていた名前を書き、ワークショップ中はその名前で呼ばれます。

わたしで言うと「きみくん」ですね。

子どものころの名前で呼ばれると、20代も50代も、お互いの年齢なんて関係なくなります。

最終日までに作られる一体感、そして終わるときのさみしさはこれまでに感じたことがないくらいでした。

環境が最高すぎる

ワークやレクチャーがすばらしいのはもちろんですが、ワークショップの環境もすばらしいんです。

会場になったのは草津中沢ヴィレッジ。草津でも湯畑からは少し離れたところにあって自然がたっぷり。敷地内の池やコテージではワークも行いました。

草津温泉 ホテル&スパリゾート 〜 中沢ヴィレッジ

もちろんお風呂は温泉です。そしてなんと宿泊フロアはわたしたちの貸し切り。

楽しい企画も盛りだくさん。コテージでバーベキューをしたり、草津名物の湯畑まで出かけて懇親会をしたり、部屋飲みの食べ物や飲み物もたっぷり。

幹事のひとり、たかしさんは「こういうの好きだから」と言っていましたが、そうだとしてもこの段取りをするのは簡単ではありません。

幹事の方にはもう感謝しかありませんね。

まとめ

ワークショップ最終日の朝、同じ部屋に泊まっていた経営者の人が言っていたのが、

「最近は体調のことを気にして朝はあんまりご飯を食べなかったけど、今日は料理がおいしくてご飯を3杯もおかわりしちゃった。生きててよかったーと思った。」

ということ。

それを話す、彼の子どものような楽しそうな(ゆで上がった笑)顔を見られて、わたしも生きててよかった、と強く感じて、またこのワークショップに来られて本当によかったと感じました。

会場、ワーク、レクチャー、参加メンバー。どれをとっても最高のワークショップでした。

あけみちゃん、認定セラピストのみなさん、たかしさん、じゅんこさん、しげちゃんの幹事の方、そして一緒に参加してくれたみなさん。最高のワークショップを本当にありがとうございました。

話にはまだ続きが……

ワークショップ全体の話はここまでですが、この話はここで終わりではありません。

わたし自身にはさらに大きな変化がありました。

長くなったので続きは次回にします。

次回記事更新しました!

人生を変える気づきが降ってきた

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