自分を否定的に定義するネガティブビリーフ。
本当は見たくない自分のことなので、ふだんは見えないようにフタをしてしまっていることが多く、自分では見つけにくいもの。
今日の朝、たまたまそれを自分で見つけてリセットすることができたので、どんなふうにやったのか紹介してみます。
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きっかけはかすかな違和感
そもそものきっかけは、心屋仁之助さんのこのブログ記事を読んだこと。
★夫が心屋の言うとおりにして、ひどくなってしまった |心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba
女性の投稿が紹介されています。
彼女の旦那さんが土日もずっと好きなことをやっていて、彼女は子どもの面倒をずっと見ていなくてはいけない。心屋さんは好きなことだけやればいい、っていうけど、旦那さんがそうしてしまうと彼女はなにもできない、という内容でした。
これに対する心屋さんの回答は、旦那さんではなく、彼女の「子育てが面倒」という気持ちにヒントがあると。
わが家でも旦那が週末に出かけてしまう、というのは大問題になっている(苦笑)ので、最初はこれをヨメに読ませてわかってもらおうと思っていました。
ですが、何か違和感があったんです。
違和感の原因は自分
ヨメが子どもと接するやり方を見てると、ときどき違うんじゃないかって思うことがあります。
それを指摘したこともあるんですが、彼女には彼女の考え方があるらしく話はいつも平行線。
で、さっきの記事を読んで、違和感があるのは自分の中に何かあるからではないかという気がしたんです。
で、すこし少し考えてみたらその違和感の正体が見つかりました。
わたしの家は、わたしと妹の2人兄妹なんですが、わたしがいつもひいきされていたような記憶があります。
妹はそのうちヨメに行くから、ということらしいのですが、わたしはそれがすごくイヤでした。
もっと平等に扱ってほしい、自分はそんなに特別扱いされるような人間じゃない、って思っていました。
ここから、ものごとは平等に扱われないといけない、というビリーフが生まれました。
で、ヨメが自分の子どもを平等でないように見える扱いをしていると、それに過剰反応してしまっていたんです。
魔法のことばをかけてあげる
ここまで気づいて、頭に浮かんできたことば「ちゃんと平等に扱ってよ」と口に出してみると、なぜか涙が。
心屋さんがいうところの魔法のことばですね。
場合によっては、このあと原因に向かうことが必要なこともありますが、今回はその気持ちを見つけてきて、自分でもう大丈夫だと信じることができたので、これで十分ビリーフがリセットできました。
感情が生まれる原因は自分にある
今回もそうでしたが、イライラしたり怒りがわいてきたり、何か感情が生まれる原因はすべて自分の固定観念がそう思わせています。
自分の認識が変われば、それを問題でないと思えたり、そもそもそんなことが起きなくなることもあるそう。
今回のきっかけももう起こらなくなるのでしょうか。
これから楽しみにしておきます。
まとめ
わたしが今回みつけたビリーフはそんなに大きなものではなかったのですが、見つけてリセットするまでの一例を紹介しました。
参考になればうれしいです。
ビリーフについて、こんな記事も参考になるはず
- 自己否定を作りだすもの。自分の中の親の存在。
- ヒミツは潜在意識にあった!ネガティブな自分を作り出す正体とは!
- 成功体験だけでは足りない!自分の人生に自信を持って生きるために必要なこと!
- 他人にイライラするのは自分の中に原因があった
- 世界は自分が見たいように見えている
こんな本もおすすめです
気づきのセラピー―はじめてのゲシュタルト療法 百武 正嗣 春秋社 2009-07
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この記事はSLPRO X for iPhoneを使って書きました。